コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

2021-01-01から1年間の記事一覧

わらしべ長者ではありません

先日、エコバッグを差し上げたお礼にと 呉服屋の奥さんから、 ジューシーフルーツをいただきました。 これを見て息子ののりちゃんが、 「わらしべ長者」と 私の事をディスってきます。ただで手に入れた生地で エコバッグを作り、 それを又、こんな立派な フ…

まだだから!

私の住む町では 六十五歳以上の コロナワクチン接種が落ち着き、 今回六十歳以上の人に 接種券を配布することになりました。 「お母さんの所にも来るよ。」 と、なぜか夫が大興奮。 「私はまだ六十歳ではありませんが」 「そうなんやけどね、 あの、何月まで…

血脈

前回の記事を書いた後、 私は号泣してしまいました。 貧しいせいもありましたが、 母はとても厳しい人でした。 幼稚園に上がる前から 簡単なお手伝いを いろいろとさせられていましたし、 子供の頃は あまりの厳しさに 自分は愛されていないのでは? と、よ…

やらなきゃならない事なら

「みっちさん、ごめんね。 面倒くさい仕事ばかりで。」 週に一回 パートに行っている 呉服屋の奥さんに言われました。 「いいえ、何でもありません。 お裁縫は好きですし、 仕事ですから。」 「でも、嫌でしょう?」 そう言われて、子供の頃に 母に良く言われ…

ペチュニア切り戻し

私は、 ピンクが好きです。 花を買う時は まずピンクを選びます。 今年のペチュニアも、 もちろんピンクです。 一~二ヵ月楽しんで、 徒長したペチュニアを 切り詰めました。 こうすることで、 梅雨が開けた頃、 またたくさん咲いてくれるのです。 でも、き…

それはふきんです。

息子ののりちゃんが 良さげなナプキンを 使っています。 これは私が鱗という模様を 刺し子したふきんです。 良い感じに ナプキンとして使っていますが、 それ、流しで使っている 台ふきんですから!

朝のひととき

明るいせいか、 (年をとったせいか) 最近、朝早く目覚めます。 きっと、寝るのにも体力が必要で、 ぐっすりと朝まで眠るスタミナが 不足しているのでしょう。 去年もそんな時期がありました。 その時は、ポーちゃんと 散歩をして乗りきりました。 けれども、…

年寄りの冷や水

「おかんのフックは、 なんでそんなに上体が泳ぐの?」 フィットボクシングを がんばる私に 息子ののりちゃんが言った。 そんなこと言ったって…… 「だって、 母さんの敵は、遠くにいるんだもん。」 答えて気づいた。 もしかして、 敵はもっと近くにいるのか…

ダイエット再開

「鏡よ鏡、 私はプリンを食べても良いですか?」 体重計に乗りながら つぶやいてみる。 「だめって言われたわー。」 でも、食べちゃうもんね。 去年、がんばって 少しずつ体重を減らしていた私。 けれど、ポーちゃんが まぉさんが そして実母が 次々と天国へ…

まぉさんの匂い

「おかんの部屋、 まだまぉさんの臭いがするね。」 息子ののりちゃんが言いました。 「う、うん。そう?」 言葉をにごしてごまかしましたが 実は、私には秘密があります。 引く?引くよね? 自分でも、 猟奇的だなぁ、 と、思うもの。 実は、 実は、まぉさん…

何を作りましょうか?

先日いただいた生地で、 「何を作りましょうか? スカートかエプロンなんて どうでしょう?」 と、聞くと、 「サマーウールだから チクチクするわよ。」 と、呉服屋の奥さん。 そうかー、着るものはダメかー。 でも、着物地だから、 良さそうなものだけどね…

居たたまれない物

「これ、傷があるから売れないの。 欲しかったらどうぞ。」私が週一でパートに行っている 呉服屋さんの奥さんが 出してくれたのは、 ベージュの着物地。 誰も欲しいと言う人はなく、 仕立て部屋の隅に 置き去りになりました。「欲しい、欲しい。」 と、その…

ルーたん

今朝、目が覚めたとき、 『ルーたん』 という言葉が 私の胸の中に浮かびました。 目覚ましの音の後の ほんの一〜二分の間のことでした。 寝ているつもりはありませんでしたが、 夢を見ていたのでしょうか? 何も覚えていません。 ただ、胸の中に 『ルーたん…

新型コロナウィルス死 ではないけれど

母の死因は 心不全ですので、 新型コロナウィルス死には 数えられてはいませんが、 間違いなく 新型コロナウィルスがなければ、 今も生きていたはずです。 半年ほど前 母は転んで大腿骨を骨折 入院をしました。 その病院はお見舞いは一切お断りでした。 入口…

コロナウイルスは生物兵器?

ロシアの人の64%が 新型コロナウイルスを 人工的に作られた(生物兵器)と 思っているそうです。 日本では 『感染力が強い割に 致死率が低く、使い物にならないから 生物兵器ではない。』 『DNAの配列が人工的に作られたものでは ありえない』 と、言う意見…

母が安寧でいると思うわけ

私が母の死をあまり悲しまない訳は 母が安寧でいると信じているからです。 私が二十歳の頃、 母はガンの手術をしました。 七時間を超える手術は成功したのに、 四日後、母は危篤状態になりました。 意識を無くした母を 先生や看護婦さんたちが取り囲み、 何…

あなたは悪くないよ

岐阜県下呂市の市長さんが 一般の人に先駆けて、 コロナウイルスのワクチン接種をしたと 大層な問題になっている。 けれども、 (キャンセルで?)余った一本を 無駄にしない為に そして、 自分が罹ることによって、 行政の空白を作らない為に 打ったのだとい…

よろしくね

イヤな予感はしていました。ポーちゃんの死から ようやく立ち直りかけ、 ブログでご報告した途端、 まぉさんが死にました。まぉさんの死を悼みながら 実母の介護、看護を手伝っていました。 まぉさんを心配してくださっている皆様に ご報告をと思いながら、 …

まぉさんの旅立ち

3月24日まぉさんは 天国へと旅立ちました。 その日私達は1日のんびりと過ごしました。 夕方、やり残した仕事を片付けに 職場へ行き、 買い物、夕ご飯、夜の諸々を済ませ 部屋に戻ると、 まぉさんは部屋の真ん中に パタリと倒れていました。 一瞬だけほんのり…

死んじゃう死んじゃうサギ

我が家の愛犬ウェルシュコーギー ポーちゃんのガンが見つかった時、 我が家のわがままプリンセス サビ猫のまぉさんもまた ガンであることがわかりました。 まぉさんのガンは 扁平上皮癌で、下顎にできていて、 「下顎を切り取るしかありません。」 と、言わ…

地獄をみたのは?

ポーちゃんが天国へと旅立ったあと、 現実逃避で 痴呆の世界に閉じ籠った私は 悲しみだけではなくすべての感情を シャットアウトしていました。 そんな私の代わりに 地獄を味わったのは 息子ののりちゃんでした。 普段から家族と少し距離をおいている 夫のオ…

30日におこったこと

大晦日の朝、私は自分の部屋で、 次男のなっきからの 着信音で目覚めました。 (こんなに朝早く、 何かあったのかな? あれ、私、リビングで ポーちゃんと寝てたはずだけど?) 「はい。なっちゃん?どうしたの?」 答えるまもなく、 長男ののりちゃんが、 部…

私とポーちゃん

このブログには、 楽しい事だけ書くつもりでした。 人は誰でも他人にはわからない悩みや苦しみを抱えて生きています。 でもみんな自分で折り合いを付けて 生きています。 私も毎日の生活の中で、 楽しい一面をピックアップして 綴っていきたいと思っていたの…