コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

地獄をみたのは?

ポーちゃんが天国へと旅立ったあと、

現実逃避で

痴呆の世界に閉じ籠った私は

悲しみだけではなくすべての感情を

シャットアウトしていました。

 

そんな私の代わりに

地獄を味わったのは

息子ののりちゃんでした。

 

 

普段から家族と少し距離をおいている

夫のオットー氏は

ただぼんやりと座っている

私をどうする事も出来ず、

お家デート

 

真っ最中の

のりちゃんに助けを求めました。

まさしく天国から地獄へと

突き落とされたかわいそうなのりちゃん。

 

 

のりちゃん、ごめんなさい。

お母さんとお父さんは

馬に蹴られます。

 

 

30日の夕方なので、

病院はやっていません。

のりちゃんは

「今日は何月何日?」

と、繰り返す私をなだめながら、

救急病院や保険センターに

電話で相談し、

「緊急性がないので、

  年が明けてから受診するように。」

と、言われたそうです。

 

そうこうするうちに

次男坊のなっきが帰宅し

のりちゃんはやっと

『ひとりぼっち地獄』から

解放されたのでした。

 

 

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 在りし日のポーちゃん