コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

黒ちゃんお迎えです

まだらちゃんがうちの子になって、一人ぼっちで寂しげだった黒ちゃんに

「引き取りたい。」

と言う うれしいお申し出がありました。

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隣町にお住まいの きれいなお嬢さんで、すでに三匹のねこを飼っていらっしゃるそうてす。

が、黒猫は飼った事がないそうで、

「黒ちゃんなら引き取りたい。」

とのことです。


よかった~。本当によかった~。


黒ちゃんには、黒ちゃんの。

まだらちゃんには、まだらちゃんの。

それぞれの運命が用意されていたのですね。


やっぱり、運命だったんだわー。

だから、あのとき まだらちゃんが、返事をしたんだね。私は黒ちゃんを飼うつもりだったし、なぜまだらちゃんに声を掛けてしまったのか、解らなかったけど、これで解決。


かなり強引な運命だったわ。

かわいいまだらちゃん

うちの子になったまだらちゃんの あまりにもかわいい行動に、胸を撃ち抜かれてしまった私ですが、


ねこを飼うのが初めての私には、これが普通なのか?まだらちゃんだけの行動なのか?わかりません。


ただ、この小さな命が、いとおしく思えてなりません。

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血統が良く、かわいい顔で生まれた子は、何万円何十万円もの値段がつき、一生可愛がってもらえる(例外はありますが)のに比べて、

まだらちゃんは、うちに来るまで、どんなに苦労をしてきたかと思うと、不憫でなりません。


まぁ、私があっさり連れて帰れば、その苦労は一ヶ月は短くなったでしょうが   《申し訳ない》


今日もまだらちゃんの熱烈歓迎を受け、笑顔の止まらない私です。


まだらちゃんを抱き締めて、あはは、あはは、と笑いながら、渚をくるくる回りたいと思います。(頭がおかしくなった)

実際には、背中の辺りをよしよしするくらいで、だっこはまだ出来ません。

まだらちゃんはスナイパー

まだらちゃんが、うちの子になって四日目。(うち三日間はいなかった)


朝、ご飯をあげてから、ほどなく私は出勤の時間になりました。

名残惜しいけれど、そこは社会人として、けじめをつけ、出勤の運びとなりました。

仕事中は、社会人の鏡として、仕事に集中していましたが 勤務が終わると、急にまだらちゃんの事を思い出しました。

急いで家に帰ります。

「ただいまー」

ドアを開けると、

「にゃ~~~~~~っ」

(ジェイソンに追われているの、助けて!)

の、勢いで走ってきたまだらちゃん。

どこに殺人鬼がいるのだ?キョロキョロ。


思わず膝をついて、まだらちゃんを受けとめます。
すると まだらちゃんは、私の足に顔を擦り付け、

「お母さん、どこに行っていたの?寂しかったよ。
もう、二度と会えないかと思ったよ。」

と、言っているようです。

ズキューン。


何それ、かわいいやん

私の胸が撃ち抜かれました。

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初日のまだらちゃん

私が家に連れて帰った、サビ猫のまだらちゃん。

朝になると、いなくなっていました。


心配をしていると、三日目の朝、空腹に堪えかねて?隠れ場所から出てきました。

ご飯をあげると、ものすごい勢いで食べています。

ふがふがと声にならない鼻息をたてています。


(今なら、触れるかなぁ)


背中をちょっとなぜてみました。
柔らかく、暖かく、命を感じました。


あれ、尻尾がとても短いです。
しかも、曲がっています。
事故にでもあったのでしょうか?


今、血が出ている訳でも、痛がる様子もないので、よしとします。
体が無事で何よりです。


いつまでも 触っていたいけれど、今日も仕事です。

「ここが、あなたのお家だからね。
どこへも行ってはいけないよ。」

言い聞かせて、出勤しました。


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まだらちゃんお帰りなさい

まだらちゃんがいなくなって、三日目の朝、カーテンを開けると、

「にゃ~~~。」

まだらちゃんがいました。

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めっちゃ怒っています。


「私、お腹が空いちゃったのよね。
ご飯はまだなの?」


あっ、ハイハイ、ご飯ですね。


とりあえず、ご飯をあげました。


ご飯を食べたまだらちゃんは、のんびりと、日向ぼっこを始めました。


念入りに手をなめ、顔を洗い、肩、背中、胸、お腹。
全身をきれいになめています。


まだらちゃんは、きれい好きなのですね。


「なっきー、なっき、まだらちゃんが帰ってきたよ」


「えっ、本当に?   あっ、本当だ!
どこに居たんだろう?」


本当にどこにいたのでしょうか?

ウッドデッキの下にでも隠れて、みっち家が信用出来るか観察していたのでしょうか?

合格?  私は、合格したのかな?

なっきの ご機嫌もなおってめでたし めでたし☺️

今日のデザート

まだらちゃんがいなくなって、落ち込む私に、
息子ののりちゃんがデザートを買ってきてくれました。

ソレイユ ブランの イチゴのショートケーキです。

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大きなあまおうイチゴが乗っています。♥️


あまりにもイチゴが大きいので、ケーキが小さく見えますが、そんなことはないんですよ。
ひとつで大満足出来る逸品です。


のりちゃんは、独身貴族(古い表現だわぁ)なので、
おこづかいを豊富に持っています。


しかも、今、フリーなので、使い道がありません。


で、ママがその恩恵にあずかれると、いうわけです。


のりちゃん、ありがとう。いただきまーす❗

まだらちゃん、カムバッ〰️ク

私が飼うことに決め、家に連れて帰った、サビ猫のまだらちゃん。

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一夜明けると、姿を消していました。


もともと、ねこを飼うつもりはなく、なりゆきで家に連れて帰ったので、
いつかなければ、いつかないで、仕方がないと思っていたのは、事実です。


けれども、食器やベッドを用意して、本気でお世話するつもりでいたことも事実です。


私の事を、そんな人間だとわかっていて それでも私を 選んだんじゃないのかーい。


と、心の中で突っ込んでみる。




連れて帰ってみれば、やっぱりサビ猫は、かわいい柄とは言えません。

大きな目も くるくるとかわいい目ではなく、いつも怯えて、四方を見るために大きいように思えました。


あんなに小さな体で、野良で生きてきたのには、並々ならぬ苦労があったのではないのでしょうか?


多分、お店に向かって歩いているのでしょう。無事に帰りつくことを 祈ります。

店に向かって歩け

私の勤めるコンビニエンスストアに住み着いていたサビ猫のまだらちゃんを家に連れて帰った次の朝、


まだらちゃんは、いませんでした。


昨夜あんなに友好的だった 次男のなっきは、


「お母さんが外にだしたからだ」


口には出さず、私の事をジロッと一瞥、登校して行きました。


私は、いつもより少し早く家を出ました。


途中、ねこが歩いていないか、キョロキョロしながら、出勤しましたが、見つけることは出来ませんでした。


お店について、回りをぐるっと一周してみましたが、一人ぼっちで寂しそうな黒猫の黒ちゃんがいるだけでした。


まだらちゃんは、うちの子になりたがっていたのです。いなくなるなんて、そんなことありえません。

けれども、実際にいないのです。店にも、帰ってはいません。



そうだ。   



 ここは遠いから、時間がかかっているに違いありません。

前回も三日間かけて帰って来たのですから、今回は、一週間は見た方が良いかもしれません。

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                 つづく

いなくなったまだらちゃん

私の勤めるコンビニエンスストアに住み着いていたサビ猫のまだらちゃん。

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ひょんなことから、この子をうちの子にすることになりました。


連れて帰ってすぐは、緊張していて、かわいそうな気がして、ほとんど触らずねこベッドに入れて、一夜あけた、


次の朝、覗いてみると、まだらちゃんはいませんでした。

カリカリもちくわも食べた様子はありません。


「まだらちゃんが、いない」


まだらちゃんは、家が気にいらなかったのでしょうか?

また、捨てられたのだと、思ったのでしょうか?

三度棄てられて 三度共戻って来た、まだらちゃん。
今回も、お店に向かって歩きだしたのでしょうか?


多分そうなのでしょう。

けれども、私の家から、コンビニまで、車で十五分ほどかかります。


途中、車通りの多い道を通ったり横切ったりを 何度もしなければいけません。車にひかれなければ良いのですが。


あんなにうちの子になりたがっていたので、いなくなるなどと これっぽっちも思っていませんでした。



うん、きっとお店に帰ったに違いない。
私は、一抹の希望を胸に出勤しました。


  

まだらちゃんとなっき

私の勤めるコンビニエンスストアに住み着いていたサビ猫のまだらちゃん。

ひょんなことから、この子をうちの子にすることになりました。

いろいろ考えて、やっぱり外ねことして、飼うことにしました。

エサや 食器や 毛布も用意しているうちに、
あれよあれよという間に家に連れて帰る日が来ました。


家に帰ると、次男坊のなっきが、いつも通りだらーっと寝ころんでテレビを見ていました。


「お土産だよー。」

と、言うと、珍しく食い付いて来ました。

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思春期真っ盛りのなっきは、普段ほとんど口を利きませんし、私が何か言っても、ため息混じりに、心底うざいという態度をとります。


が、今回は違います。昔のなっきちゃんに戻ったみたいに、目を輝かせて覗きこんできました。


「ねこ?  ちっちゃいね。   すごく目が大きいね。」


二人でまだらちゃんにカリカリをあげたり、ちくわをあげたり。
ちょっぴり撫でてみたり。


初めての場所に、緊張しているまだらちゃんは、ちくわもカリカリも 食べませんでした。

「今日はあまり触らない方が良いかもね」



庭に置いたねこハウスのベッドにそっと乗せ、
「今日から、ここで寝るんだよ。」


と、言い聞かせて
カリカリとちくわもそばに置きました。


                 つづく