私のお遍路西美濃編22 平安寺
平安寺は応徳年間に
白河法皇が谷汲山に行く途中で
御病気になられ
弓削寺で湯治されたのを記念し
大般若経六百巻を写経、奉納した
平安殿が元になっています。
と、弓削寺に伝えられています。
自分の所の社伝ではなく、
隣のお寺の社伝に伝えられているなんて、
ちょっと悔しい。
まるで、魏志倭人伝の様です。
お堂は、小さな丘の上にありました。
登っていくと、チリン、チリンと
涼やかな音がします。
手水舎にも、小さなお堂にも
鐘突堂にも、たくさんの風鈴が
下っていました。
残念ながら、本堂に
書き置きの御朱印が置かれ、
風鈴の意味などを書かれたものもなく
水子供養かな?と、推察するも
はっきりせず、残念でした。
とてもきれいな塔もありました。
風鈴の音の中で、
夢を見ているような空間でした。