コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

店に向かって歩け

私の勤めるコンビニエンスストアに住み着いていたサビ猫のまだらちゃんを家に連れて帰った次の朝、


まだらちゃんは、いませんでした。


昨夜あんなに友好的だった 次男のなっきは、


「お母さんが外にだしたからだ」


口には出さず、私の事をジロッと一瞥、登校して行きました。


私は、いつもより少し早く家を出ました。


途中、ねこが歩いていないか、キョロキョロしながら、出勤しましたが、見つけることは出来ませんでした。


お店について、回りをぐるっと一周してみましたが、一人ぼっちで寂しそうな黒猫の黒ちゃんがいるだけでした。


まだらちゃんは、うちの子になりたがっていたのです。いなくなるなんて、そんなことありえません。

けれども、実際にいないのです。店にも、帰ってはいません。



そうだ。   



 ここは遠いから、時間がかかっているに違いありません。

前回も三日間かけて帰って来たのですから、今回は、一週間は見た方が良いかもしれません。

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                 つづく