「お片付けの時間ですよー。」
のりちゃんが言った。
リビングのクローゼットを片付けるそうだ。
私は片付けが嫌いだ。
苦手だし、面倒くさいし、
他にやりたいことがたくさんあって、
片付けに使う時間がもったいないから。
「うん⤵️」
「うん⤵️。じゃーないでしょ。
おかんがやるんやでね。」
「うん⤵️」
のりちゃんは、
すぐ私の管轄を片付けたがる。
そして、あれもこれも捨てろと言う。
「リビングのクローゼット、
片付けたら、もっと活用できるよ。
引っ越しの時に 突っ込んだきりでしょ。」
そーだけどー。
「はい、始めるよ。これはいるの?」
「いる!いる!」
「これはいるの?まだ、使う?」
「いる!これは大事!」
こんな感じで、
片付けは終わりました。
自分では絶対出来ないし、
終わればすっきりするんだけどねー。
いつか使うだろうと
ため込んでおくと
安心するんだよねー。
今回は、
引っ越しの時に突っ込んだままだった
ガーデニング用品を外に出して、
着なくなった服や、
その他いろいろ処分して、
きちんと収納し直して終わりました。
「ほら、スペースが出来たでしょ!」
「うん⤵️」
ウエスがたくさんできて、
使い捨て雑巾が出来たのは嬉しいけれど、
捨てた物たちへの
うしろ髪引かれる思いがいっぱいです。
2~3日すると、
良かったなと、思えるのですけどね。
「ガタガタうるさくて、
お昼寝のじゃまよ。」