コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

後悔しないように

去年、従姉妹が亡くなって、

その子の妹のEちゃんが

とても苦しんでいることを知りました。

Eちゃんは私に

「できる限りの事はした。」とも

「何かもっと出来ただろうか。」

とも何度も言いました。

 

できる限りの事はしたのです。

それでもなお後悔している彼女が

とても痛々しかった。

 

そして、私も後悔しないようにしよう。

と、思いました。

思っていたら、近所の奥さんに会いました。

彼女は私の長男のりちゃんの同級生の

ママでもあります。

 

息子さんが巣立ち、

長い間お母さんの介護をしていました。

いつもお母さんの車イスを

押しているのを見かけていましたが、

最近はぜんぜん見ていないことに

気が付きました。

「お母さん、どうしてみえるの?」

「あぁ、亡くなったわ。」

「そうなの。悪いことでしたね。」

 

家に帰り、

改めて出かける用意をしていると、

のりちゃんに声をかけられました。

「どこか、行くの?」

「うん、Y君のおばあちゃん、

  亡くなったんやて。

  お花持って行こうと思って。」

「どこの花屋に行くの?」

「Nさんとこ。」

「ひなちゃん、今パートに行ってるけど、

  乗せてってあげようか?」

「じゃあ、お願い。」

ひなちゃん(のりちゃんのお嫁さん)は

お花屋さんでパートをしています。

立派な花束を作ってもらって

持っていくと、

ものすごく喜んでくれました。

あれやこれやと会話が弾み、

「もう、泊まっていってよ。」

とまで、言ってくれました。

お互いに仕事も一線を退き、

自分の時間も増えてきました。

旧交を温め、

改めて育んでいけたらと思います。

 


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