仕事からの帰り道、
図書館の駐車場の工事が始まったのを見ました。
先日から植木にカバーを掛けたりしていたのですが、
今日は防護柵が建てられました。
その柵におじさんの作業員が、
絵を描いていました。
そのおじさんは
長年土木工事の現場に関わって来ました。
的な、気の良さそうなおじさんでした。
なかなかかわいらしい絵を描いていました。
今は、建設作業員にも
美的センスが求められるようになったんだなぁ。
適材適所が求められるなぁ。
と、思いました。
それにしても、
絵とおじさんのギャップが激しくて、
私は、思わず足を止め、
もとい、自転車のペタルを止め、
おじさんのもとへと戻りました。
「すみません、顔は写らないようにします。
作業をしているところを
写真を撮らせて貰っても良いですか?」
「いいけど、何に使うの?」
「ブログに、載せたいんです。
ちょっした良いなぁと、思うことを書いています。」
「………(お好きにどうぞ。)」
よく見ると、それは、書いているのではなく
シールを貼っているのでした。
もちろん、おじさんが勝手に
貼っているのではなく、会社指示でしょう。
描いているのではないことに
ちょっとがっかりしましたが
でも、殺風景な柵にかわいい絵があると
少し心がなごむなぁ。
と、感じました。