コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

うちの子記念日

まぉさんは、私の猫である。

私が以前勤めていた

コンビニのゴミ箱に住みついていたのを

連れて帰ってきたのだ。

 

捨て猫だった頃は、

誰にでも愛想をふり、

何でも食べた。

 

連れて帰ってしばらくは、

家族みんなに甘えていた。

けれどもすぐに

私だけの猫になった。

 

家族が触っても、

怒ったり 逃げたりはしないが、

明らかに迷惑そうな顔をした。

 

甘えたくてに膝に乗るときも、

冬にいっしょに寝るのも

私だけを選んだ。

 

 

ところが1年ほど前から、

私が、不在の時に

私の長男 のりちゃんの

膝に乗るようになった。

乗った以上は撫でられても

嫌な顔はしなかった。

 

ネコアレルギーのくせに

ネコ派の のりちゃんは、

毛や何やらが舞わないように

膝に乗せたまま 

じっと動かず スマホをいじっている。

 

先日、次男のなっきが帰って来た時も、

「何、こいつ。誰?」

「何、こいつ。まだ居るの?」

いつもなら こんな顔をする(なっき談)のに

今回は

「そういえば、こいつ、おったな。

 (家族にいたな。)」

という顔で、膝に乗ってくれた。(なっき談)

 

今日は、まぉさんの

『うちの子記念日』

うちに来て12年になる。

尖っていたまぉさんも

丸くなって、

いっそう家族にも愛されている。

 


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「たまにはのりちゃんの膝も

 大きくて 暖かくていいわ。」