最近の マイブームは ペットショップで子犬を見ること。
遊んでいる子、眠っている子、どの犬も可愛く、心がとろけます。
そこで、店員さんの悪魔のささやきが聞こえてきました。
「抱っこしてみますか?」
「いえいえ、結構です」
抱っこしてしまったら、もう、手ぶらでは帰ることは出来ないでしょう。
いいんです。私は見るだけで。
いつか、私の方から、お願いすることがあったら、そのときは、もう2度と子犬をショーケースに戻すことはないでしょう。
いつか、運命の出会いがある。今もどこかで、私を待っている子がきっといる。
私はそう信じています。
もしかしたら、しょっちゅう来店して、ショーケースをガン見している私は、店員さんにとっては名物おばさんなのかもしれません。
でも、私の小指につながった赤いリードの先にいる子を探してまた、足を運ぶのです。