コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

元気をおすそ分け

「あなたはいつも元気ね。」

「あなたに元気を貰ったわ。」

私が 時々いただくお褒めの言葉です。

私が接客で、いつも気を付けていること、

それは楽しい買い物だったなぁ。

と思って店を後にしてもらうこと。

 

なので、このお言葉をいただけた時は

とてもうれしい気持ちになります。

 

ところが最近、

「疲れたなぁ。」

と感じる事が多くなりました。

「おかんは5秒で寝るからね。」

と、息子ののりちゃんにからかわれます。

年のせいかなぁ。と、

少し弱気になっていたところ、

 

先日来店なさったお客様が、

まぁお元気な方で、

お年の頃は、70代半ば

お友達を引き連れて、

しゃべる、笑う、品定めする、

その目まぐるしさにすっかりあてられてしまった私。

お客様がお帰りになったあとも、

少しポーッとしてしまいました。

元気をすっかり吸い取られてしまった

と 感じました。

 

自然に大きなため息が出て、

「みっちさんらしくないね。

そんなに疲れたの?」

と、店長に言われるほどでした。

 

でも、その方から教えていただきました。

私はまだまだ元気でいられる。

そして、私は、やっぱり

人から元気を奪うのではなく

元気をおすそわけ出来る人間になろう、と。

 


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「そうそう。今日もお散歩、ドンドン行きますよ。」

 

 

 

お出かけ飯

昨日は水族館に行ったのですが、

目的は、もうひとつありました。

美味しい海の幸を食べることです。

 

黒潮ダイニング』というお店で、

お昼をいただきました。

 


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焼がきを食べるのははじめてです。

まだ熱い牡蠣のからを開けて

醤油をちょっぴりかけて食べました。

殻は大きいけれど、中身は小さいので、

これなら30個くらいはいけると思いました。

テレビで、牡蠣小屋で、焼き牡蠣を

山ほど食べている映像を見ますが、

よく食べられるなぁ

と、思っていたのですが、

私も、いけそうです。

 

次は、海鮮丼です。

 

このおみせは海鮮丼の店です。


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私のたのんだ海鮮丼です。

長男のりちゃんの奢りです。

 


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のりちゃんのには、

伊勢海老のお作りと

アワビまで乗っています。

 

どちらのどんぶりにも

一番手前に黒っぽい海老が

乗せられていますが、

これは車海老で、活きていたのです。

写真を撮った後、フラッシュに驚いたのか、

急に元気になって、

テーブル中を跳ね回りました。

 

とても食べられないと思いましたが、

私が残したら、食材の使い回しをしたと

言われるのを恐れて、

残飯にされてしまうでしょう。

それは、もっとかわいそう。

目をつむって頭を取り、

皮を剥きました。

「ごめん、ごめん、ごめん!」

つい叫んでしまって、

のりちゃんにいやな顔をされました。

活きづくりなんて、わたしには、

高級過ぎるし、もったいなかったです。

 

隣の『黒潮汁』は、

文句なく美味しかったです。

 

水族館に行きました

今日は、三重県鳥羽水族館に行きました。

着いたのは、12時5分前。「12時から、ペンギンのお散歩イベントがあります。」

のアナウンスに導かれて広場へいくと、

フンボルトペンギンの一群れがトコトコ出てきました。



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13時から、ラッコのモグモグタイム。

おおあさり(?)をもらっては

仰向けで泳ぎながらパクパク。

殻はちゃんとバケツにお片付け。

もうひとつもらっては

仰向けでプカプカ泳ぎながらパクパク。

食べる合間に、

かわいいポーズを決めてくれたり、

ガラスのすぐそばにまで来てくれたりしました。

寒い北極海で生き抜くために

たくさん食べる必要があるそうで、

1日に体重の3分の1の量を食べるそうです。

それでも太らないなんて、うらやましい…

いえ、それほど厳しい自然の中で

生きているのですね。



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14時、セイウチのショーを見ました。

腹筋をしたり、シャボン玉を吹いたり、

そして、こちらは、2人のお兄さんたちの

掛け合いが面白かったです。

大きいのにかわいいセイウチのつららちゃん

実は、お兄さんの持っているバケツに入っているお魚のことばかり考えています。

そんなつららちゃんを上手にコントロールしながら、みんなを笑わせるなんて凄いなぁと、思いながら見ていました。

 

最後にふれあいコーナーで、

つららちゃんを触らせてもらいました。

頭や肩は、

ぐっしょり濡れたウールの毛布、

ピンと張ったお髭は、

ゆでる前のパスタのよう。


手や足は思ったより柔らかく、

内緒ですが、プールに1時間ほど入って

冷たくなったのりちゃんのお腹のような

肌触りでした。

 

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このエイリアンのようないきもの

これは『オオグソクムシです。

見た目は『ダンゴムシ』の親分です。

今、脱皮の最中で、

なんと世界で3例目なのだそうです。

季節到来

今年もまた、あの季節がやって来ました。

なんの季節かって?

 


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ポーちゃんの前に見えるあのにくいアイツ。

ちょうどたんぽぽの花びらをむしって

真ん中の雄しべと雌しべだけにしてしまった様な黄色い花。


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この花だけを見れば、

可愛いと言えないこともないのですが、

犬飼さんなら誰もが嫌いな

『とびつかみ』

の季節です。


正式名称は『コセンダングサ

と言うのだそうです。

 


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さっそく私のズボンにくっついています。

これがポーちゃんに付くと大変なんですよねぇ。

ポーちゃんはコーギーなので、

トップコートは固いしっかりした

毛が生えています。

なので比較的草の実は付きにくいのですが

やっぱり付くときは付きます。

 

そして、ポーちゃんは

お嬢様なので、

自分で身だしなみを整えるということは

出来ませんので、

すべて下僕の仕事になるのです。

 



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「お世話になります。」

ミニトート

私の所属している手芸サークルで、

パンダちゃんのミニトートを作りました。

 



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中にはポケットも付けてなかなか使いやすいかな?

 

実は尾州ウールを手にいれたので

バッグを作りたいのですが、

とっても気に入っているので、

絶対に失敗したくないのです。

「作ってはみたけれど、なんか変。」

「バランスがおかしい。」

といった作品にはしたくないのです。

このトートを土台に作るつもりです。

 

こうかな?

ああかな?

手芸をする者にとって、

あれこれ悩む時間も楽しいものですが、


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「いい加減にやめて

まぉさんをナデナデしなさい。」

とうとうまぉさんに

強制終了させられてしまいました。

長編

私は長編のお話が好きです。

起承転結で すぐに終わってしまわない
ここからどうなるの~?
という ワクワク感、
読み進める程にわく、
登場人物への愛着、
お話によっては、世代を越えて
脈々と繋がっていく思い。


若い頃はついついのめり込んでしまって、
自分が、現実の世界にいるのか、
虚構の世界に迷い込んでしまったのか?
ふわふわした気持ちになることもありました。
こうして振り返って、文章にしてみると、
私って、ちょっとヤバイやつだったのかな?
とも、思いますが、
当時は、そのふわふわした感じが好きで、
積極的にその状態のなかに入っていました。


私にとって、読書とは
麻薬のように止めたくても
止められないものものだったのです。
しかも、図書室に行けば、
その麻薬はただで無尽蔵にあるのですから。



成長して、働きだすと、
本にのめり込むほどの時間を
読書に費やすことがなかなか出来なくなって、
結婚して、のりちゃんが産まれると
自分の時間など皆無になって、
現実が私に襲いかかってきたのです。
読書の時間はなかなかありませんでした。


今、作ろうと思えば、
時間はありますが、
パートに内職にといろいろと忙しくしていて、
なかなかトランス出来るほどに
読書に時間をとってはいません。
いえ、トランスしないように
コントロールしています。
虚構の世界に逃避することなく、
現実の世界で、
しっかりと生なければならないからです。

(年金不足問題、二千万が
まだ貯まってないからです!)




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「お母さん、かわいそう」

他人事ではありません。
あなたのご飯代も稼いでいるのです!

誰のいたずら?

朝の私のルーティンは、

まず、まぉさんのご飯。

トイレ掃除。

 

そして、ポーちゃんのご飯。

(一粒まぉさんにお裾分け)

 

ポーちゃんが食べている間に

ほんのまぉさんの額のプランターに水やり。

 

ところが、先日植えたばかりの

ビオラに異常発見。

台風をも乗り越えたビオラだというのに

一株ありません!

 


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これ、誰がやったの?

 

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「えっ」



 

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「誰かなぁ。」

 

ごまかしてもダメだからね。




臨時休業のお知らせ

今回の台風、

私の住んでいる地方は、

奇跡的に直撃を免れました。

予報では、

かなり近いところを通過すると言われており、

JRの予定運休や、

商店の臨時休業がありました。

 

中でも驚いたのは近くのコンビニが、

臨時休業のお知らせを前日に

してあったことです。

「おかん、さすがあそこのコンビニは

儲かっているんだね。殿様営業だわ。」

と、のりちゃんに言わしめたわけは、

雨が降ろうと矢が降ろうと、

台風の中でもシフトに入った

私の姿を見てきたからでしょう。

 

実際、ちょっとした条件の違いで、

思わぬ高い売り上げがあったりするので、

私が働いている頃は

本社も休業などという考えは、

微塵もありませんでした。

 

コンビニは、転換期にあるのに

変わろうとしない。

そう思って仕事を辞めてから四年、

やっと人間性を取り戻して来たなぁ

というのが実感です。

 


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「あの時、休めたら辞めなかった?」

それは無いけどね。

 

ミニマフラー

台風で被災された方々に
心からお見舞いと
一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

私の参加している手芸サークルで
ウィスター ファンファンという毛糸で、
ミニマフラーを作りました。

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こんな面白いループになった
ふわふわの太い糸です。

編み針は使わずに指で編みます。
ループを隣のループに通していくだけなのですが、
慣れるまでは、
何度も目を落としてやり直しました。

出来上がりがこちら。

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とにかく糸がふわふわで、
とっても肌触りがいいのです。
寒くなったら、
襟元の良いアクセントになるでしょう。

手軽に出来るので、
母の暇潰しに
ピンク系の糸をお土産に買いました。

破天荒な父

私の父は、昭和一桁生まれの
亭主関白、頑固親爺でした。


私が子供の頃、父は毎日残業で
私が寝てから帰って来ることも多く
あまり触れあったり可愛がられた
というような記憶はありません。

男は 仕事、
家の事は女に任せた。
といった、典型的な昭和の男でした。
だからといって、(失礼ですが)
給料が高いわけではなく、
今でいう『ブラック企業勤務』
というものでした。
当時はまだ、
ブラック企業という言葉すらなく、
日本のすべてが、
復興に向けて頑張っている時代で、
父は疑うこともなく、働く毎日でした。


家計を預かる母は、何かがおかしい。
どこかで搾取されていると
感じながらも、家事をひとりでやり、
内職をして、家計を支えていました。


そんな父の唯一の趣味が、
麻雀で、毎週土曜日は、
嬉しそうに出掛けて行きました。
徹マンと言って、
徹夜で麻雀を打つのです。
当然、次の日は、
一日寝て過ごすことになります。
家事協力、家庭サービスとは
無縁の人でした。


ある日、大型の台風が来ていて、
家族は、
さすがに今日は行かないだろう。
と思ったのですが、
いつものようにご機嫌で、
出掛けて行きました。


さすがに母は怒ったり、
あきれたりしていましたが、
私たち子供は、
母さえいれば、母が守ってくれると
信じていましたので、
台風も怖くはなく、
ぐれることもなく成長しました。


あの日、家を出ていく
父のノーテンキな御機嫌さと
(あ、ノーテンキってNO天気ってこと?)
母の噛み殺した不機嫌さ
台風の凄い雨と風は、
一生忘れることはないでしょう。

台風19号が接近するなかで、
今年も思い出しました。