コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

怪我も老化の始まり?

久々に、包丁で指を切りました。

しかも二回連続で。

二回とも、包丁を洗っていて、右の人差し指を。

サクッと、リンゴか、なしでも切るような、良い切り心地が印象的でした。

年をとると、痛みの感覚も鈍くなるのか、切ったときも、その後も傷の大きさの割には そんなに痛みは感じませんが、注意力散漫も、老化の一歩かと、がっかりします。

傷が関節のそばなので、曲げられなくて、今やってる刺し子が、出来ないのが、イライラします。一目刺しの本を買ったので、あれもこれも、刺してみたい物がたくさんあるのに、刺せないなんて。

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まだとちゅうですが、米刺しです。

紺色の縫い目も、真ん中の小さな水色の縫い目も布一杯に縫い詰めることになります。

初めて刺す模様なので、どう出来上がるかが、楽しみで、早く刺したい。

ここ二日ほど、夜更かししたのが、注意力散漫の原因か?

自分で自分の首を締めたということですね。

規則正しい生活の大切さを 身をもって知ったのでした。

ああ、縫いたい。

ナッキ不良になるのか

高校三年の夏休み、部活を辞めさせられ、家で引きこもる次男のナッキ。

悪い友達と付き合ったりするのではないかと、気が気ではない私です。

毎日腫れ物を触るような、緊張感のなかにいました。


そんなナッキを見守ってくれたのは、

「黒ちゃんです!」

って、書くから、あの方を思い浮かべてしまうのね。



やり直し。

愛犬の《黒ちゃん》です。

黒ちゃんは 十三才の雑種のオス犬で、ナッキが幼稚園の時にお友達の家で産まれたのをもらって来ました。

その時、フィラリアの末期で余命はわずかと言われていました。


毎日毎日、魂が抜けたようにテレビの前で、ゴロゴロしているナッキ。

そのとなりにはいつも黒ちゃんがいました。

私が仕事から帰ると、いつも二人で抱き合ってお昼寝していました。

ナッキのぽっかり空いた胸の穴を黒ちゃんはしっかりと埋めてくれました。



ひとなつナッキと黒ちゃんは、寄り添って暮らしました。


そして、明日から、学校が始まるという、八月二十九日 黒ちゃんはナッキの腕の中で天国に行きました。


黒ちゃんは、ナッキの弟として迎えた犬でした。

ナッキに抱かれてうちに来て、ナッキに抱かれて旅立ったのです。


ひとなつ、ナッキを守ってくれてありがとう。

ナッキが不良にならなかったのは黒ちゃんのおかげだよ。

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ナッキ不良になるのか

次男のナッキは、中学、高校と、運動部に所属していました。

毎日が部活漬けでした。

ところが、ある事件をきっかけに部活をやめ、高校最後の大会に出ることが出来なくなりました。

朝は五時半に起き、夜は八時過ぎでないと帰ってこられなかった生活から、下校部となり、変なところへ寄り道したり、変な友達と付き合ったりするのではないかと、とても心配しました。


今まで、部活に打ち込んでいただけに、知らなかった世界を探検したいと、思っても不思議はありません。

何より、彼の胸には、大きな穴が開いているはずです。その穴に、悪い友達の甘い誘いは容易に入って来るでしょう。



心配の中、夏休みが始まりました。

夏休み。それは、何も問題をかかえていない子でも、落とし穴にはまってしまう季節です。

ましてや、うちのナッキは、今、心に大きな問題をかかえています。


ナッキが、不良になってしまう。

それは、もう避けられようのない事でした。

私だって、ナッキの立場なら、悪い(ゆえに魅力的な)友達とつるんだと思います。



私も仕事がありますし、無かったとしても、高校生の息子の後を付いて歩くことは出来ません。


ナッキを守ってくれたのは、愛犬黒ちゃんでした。

「黒ちゃんです!」

って、よく炎上している、あの方では、ありません。


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「黒ちゃんです!」
            
     
                  続

一宿一飯の恩義

私がネコを飼うようになってから十年になります。

私は、もともと百パーセントの犬派でした。

考えたり、迷ったりすることなく、

「犬派です。」

と、答えられました。

ところが、今は、

「別に、どちらか決めなくてもいいんじゃない?」

答えることが難しい質問になりました。

それは、まぉさんの律儀さと、甘え上手のせいです。

この、十年私は、(家族も)一度もひっかかれたことがありません。

他のネコ飼いさんの傷跡を見るたびに思います。

それは、まぉさんの一宿一飯の恩義なのです。



はじめの頃、まぉさんは、だっこが嫌いでした。

自分から、膝に乗ることはありましたが、抱っこ、特にたて抱っこは嫌いでした。

自然界にはない角度なのかも知れません。

でも、顔の近くで抱っこしたいじゃないですか?

時々抱っこするのですが、まぉさんは、逆らいません。


ですが、

「でた、まぉさんの一点見つめ。」

と、ナッキが名付けた表情は、いかにも

「私は我慢しています。」

と、いった顔です。


で、少しすると、逃げ出すのですが、そんなときも、絶対爪はたてない、

仁義に厚いまぉさんなのです。

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深窓の令嬢

この度は、まおの事、ご心配をおかけしました。


実は、まぉさんがうちの子になったのは、十年も前のことです。

このブログは、当時の日記を元に書いていました。

現在の事として、心配してくださった方々にお詫びと、お礼を申し上げます。

まぉさんは五日間ネコベッドで、飲まず食わず、トイレにも行かないで過ごしました。

そして、六日目の朝、

「にゃー。(ご飯ちょうだい。)」

と、復活しました。

まぉさんは、今も元気です。



この十年で、いろいろ変わったことも、たくさんあります。

息子たちの成長が一番ですね。

仕事を辞めて、再就職、もう一度転職。

オットー氏の、入院 手術。

引っ越しもしました。


まぉさんを完全室内飼いにするのは、とても大変でした。


「お外でないと、トイレが出来ない。」

と訴えるまぉさんをなだめたり、聞こえないふりをしたり………


けれども、家を建て替える為に、引っ越しをして、その時にやっと、完了しました。



暖かくなって又、お外に興味を持ちだしたので、少し心配していますが、


まぉさんも歳をとったので、お家に落ち着いてくれないかな?

とも、思っています。


やっと、まぉさんの憧れ、深窓の令嬢になったのですから。

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刺し子 はなふきん

今回は、刺し子ではなふきんを作っています。

青海波と言う模様です。

青海波と言う模様は、波が絶え間なく打ち寄せるように幸せがどんどん来ますように。

と言う、願いが込められています。

日本の模様には、意味のあるものが多いのが楽しいです。

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厚紙で型紙を作って、さらしに模様を書いたら、ひたすらチクチクさしていきます。

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まぉさんに
「もうやめて、まおをなぜなぜしなさい。」

と、言われたので、今日はおしまいにします。

私の生活習慣

ここ何年も、寝付きだけは自慢できました。

最近で一番笑っちゃったのは、ベッドで少し、テレビを見てから寝よう。

と、テレビをつけました。

たまたま、『テルマエロマエ2』がやっていました。

おじいちゃんたちが、

「ああーっ。」

と、トイレに流されて行くところでした。

「ああーっ。」

と、おじいちゃんたちの人形が、トイレの水のなかでぐるぐる回っています。



気がついたら、私は、テレビをつけっぱなしでグーグー寝ていました。

テレビは、砂嵐になっていました。


最近も、寝付きはいいです。

けれども、朝、4時半とか、5時とかに目が覚めるようになってしまいました。

そう。

年寄りの早起き

と、言うやつです。

ここで、先輩諸氏にお尋ねします。

朝、目が覚めてしまったとき、どうされていますか?

私は、今、ブログを始めたばかりなので、これ幸いとお布団のなかでブログチェックをするのですが、

起きなければならない頃、猛烈な睡魔に襲われます。

実際寝てしまって、家族からブーイングを受けることも………

がんばって起きたときは、なんとなく寝不足で………

何かいい方法はないですかね?




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まぉさんの怪我

三日ぶりに帰って来た、まぉさんの様子がおかしい事に気が付きました。

ねこベッドから出てきません。

あんなに不遜であった態度が影をひそめ、

弱々しく、世を恨み、人生を儚む、源氏物語の女性のように、横たわっています。



ご飯も食べず、猫じゃらしにも反応しません。

抱っこしても、すぐに降りて、ベッドに戻ってしまいます。

どうも、左足が痛いみたいです。はれている様にも思えます。

そりゃ~1.5階分の高さの屋根の上から飛び降りたのだから、足も痛めるでしょう。



早速病院へ連れて行きました。

「捻挫でしょう。」

と、いうことで、ちょっとひと安心。


まぉさんは、飲まず食わず、トイレにもいかないで、ただベッドに丸くなり、目を閉じています。

痛いとも言わず、助けてとも言わず、これが野生で生きていくということなのでしょう。

でもね、まぉさん、あなたはうちの子になったのだから、一人で耐えなくていいんだよ。

いよいよ、本人が行きたがるから。

とはいえ、外へ出すことはやめなければと思いました。


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「自己責任だと思っています。」
そんなこと言わないで甘えて下さいね。

まぉさんが帰って来ません

その晩、まぉさんは、帰って来ませんでした。

朝、早く目覚めた私は、近所をさがして歩きます。

どこにもいません。

シャムねこや、ペルシャ猫なら、誘拐ということもあるかもしれませんが、サビ猫は………ないない。

後ろ髪を引かれながら、仕事に行きました。

仕事から戻っても、
「お帰りなさい。」
と、迎えてくれるまぉさんは、いません。

ネコ缶をパコパコならしながら、近所をさがして歩きます。



まぉさんはどこへ行ってしまったのでしょうか?

くよくよ、メソメソ考えながら、夜になり、朝を迎えました。


ご飯の前に近所を一回り。少し遠くまで捜しましたが、見つかりません。

そうこうしているうちに、出勤の時間です。

何で人間は、働かなきゃいけないんだ!

筋違いな怒りが湧いてきます。



「だから、室内飼いにすれば………」

今言う事か!!‼️



仕事から戻ると、近所の奥さまが知らせてくれました。


「みっちさん、みっちさん。あの子、まぉさんじゃない?」


なんと、近所の電力会社の施設の屋根に上がって降りられなくなっているのでした。


施設は、プリズンブレイクみたいな鉄条網で囲われています。

どうすれば、いいのでしょうか?


と、知らせて下さった奥さまが、

「電力会社に電話してあげたからね。」

なんて、気がきく方なの。すみません。


しばらくして、電力会社の車が到着。

長い棒を手にしたお兄さんを見て、まぉさん1.5階分の高さの屋根から飛び降り、どこかへ走り去って行きました。


「手数料取られるって、噂があるから、知らない猫ですって、言っておいたからね。」
と、奥さま。


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何から何まですみません。

まぉさん夜遊びか?

仕事から戻った時、まぉさんはいませんでした。

いたら、必ず玄関まで来てくれるはずです。

お出かけでしょうか?


急いでご飯の用意をします。

ご飯を食べ終わっても、帰ってきた様子はありません。

おかしいなぁ。

みっち家では、帰る時間がまちまちなので、何度もご飯を作ったり、暖め直したり、後片付けをしたりしなくてはなりません。

片付けの合間に、近所を一回りしてみました。

そばにいる気配はありません。


道路は特によく見ましたが、事故にあったわけでも無さそうです。


「夜遊びか?夜遊びなのか?」


お母さんは、まぉさんをそんな子に育てた覚えはありませんよ‼️


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