コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

きちんと正座

今、正座をする人は、少なくなっているのではないでしょうか?

特にモデルを目指す様な女の子は、膝の形を気にして、正座をしない様にしているようです。


うちのまぉさんは、違います。


お腹が空いたとき、まぉさんは、自分のお茶碗の前で、ピシッと、正座して、「ニャオーン」


ドアを開けて欲しいときも、ドアの前で、やっぱり正座して、「ニャオーン」


面白いのは、外から帰ってきたとき、体が濡れていたり、汚れていたりしていると、

自分でサッシを開けて入ってきても、そこで

「ニャオーン」と、私を呼ぶのです。

それで私は、タオルで体を拭いてあげます。

まぉさんは、タオルで体を拭いてもらうのが好きです。

「あっ、そこそこ。もっと首。いい感じ。」

この間まで、野良猫だったのに、そのお嬢様気どりはなんなの?

いや、この間まで、野良猫だったからこそ、ちやほやされると嬉しいのかもしれません。


どちらにしろ 家に上がる前に、体や足を拭かせてくれるので助かります。

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牧場物語

牧場物語というゲームをご存知ですか?


シューティングゲームでは、殺されまくり、

スポーツゲームでは、万年最下位。

マリオカートでは、谷に落ち、一周のハンデをもらってそれでも五分五分。

エイリアンやゾンビや、宗教から、家族や、地球を守ることも出来ない私。


息子たちは、ストレスがたまると、私をゲームに誘い、ずだぼろにやっつけてスッキリするという、なんともひどい扱いを受けています。



その私が、唯一息子たちに勝てるゲーム、それが牧場物語です。


物語は、大抵、おじいちゃんが死ぬところから始まります。

おじいちゃんが残してくれた、過疎の村の農場を復興させるゲームです。

最初は小さい畑を耕して、少しの作物を育てながら、村の人と仲良くします。

農場も村も始めは、荒れているけれども、豊かな資源が眠っています。

そして、過疎の村なのに、若者が何人かいて、好みの異性にアタックすることも出来ます。

と、いうか、誰かを選んで、カップリングすることも目的の一つです。

今までなん作も、題名と、設定を変え出ていますが、今回面白いのは、

ゲーム会社ではなく、
外国の個人のゲーム好きな人が、自分で作っちゃった。

って、言うゲームなのだそうです。




のんびり、行き当たりばったり進めていくのも楽しいですし、攻略本を使って、最短距離でクリアさせるのも楽しいですよ。


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ゲームの中でペットも飼えます。

ねこのブローチ

少し前に、NHKの『素敵にハンドメイド』でやっていた、ねこのブローチを作りました。


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テレビでは、刺繍糸を使っていましたが、刺繍糸を使ったのは、グレーのだけで、右の二つは、レース糸を使いました。

ちょうどラメ入りのかわいい糸があったものですから。

そして、顔を刺繍してあったのですが、何回やり直しても、気に入った顔が作れないので、あきらめました。

私の平成

今週のお題「平成を振り返る」
平成が始まる2ヶ月ほど前に 長男ののりちゃんが産まれました。

私の平成は、乳飲み子と共に始まりました。

夫(オットー氏)の転勤で、知らない土地で、知り合いもなく、育児を助けてくれる人もなく、頼りにならないオットー氏と 子育てに明け暮れていた私は、

へーせー?そんなのどうでもいいわ。

実際、お正月まで実家でお世話になり、ワンオペ育児が始まったばかり。

朝となく、夜となく、泣き続けるのりちゃん。

幾度、一緒に泣いたことでしょうか?

あの頃の歌謡曲、あの頃のドラマ、何一つわかりません。

見てないのです。

今から思うと、なぜ、そこまで自分を追い詰めたのだろう?

もっと余裕をもって子育て出来なかったのかなぁ?

と、思いますが、何事も全力投球のモットーが、悪い方に転がっていた。

としか、思えません。



しかも、一人でもいっぱいいっぱいなのに、二年後には、次男のナッキが産まれ、いっそう自分の首を締めるのでした。

どんだけMやねん。


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「オットー氏は何をしていたの?」

言ってやって、言ってやって。

なんで手伝ってあげなかったの?って。

鬼ごっこの勝者

私の家には、小さいけれどリビングダイニングがあります。

ドアが2つあるので、廊下、リビング、ダイニングと回遊することができます。

先日、息子ののりちゃんとまぉさんが、鬼ごっこをしていました。


のりちゃんが追いかけます。まぉさんが逃げます。

廊下、リビング、ダイニング、廊下、リビング……

のりちゃんが回れ右をしました。

まぉさんびっくり、回れ右。

廊下、ダイニング、リビング、廊下……

まぉさんが考えました。

曲がり角で様子をうかがって、裏をかかれないように のりちゃんがどちらへ来るか、確認しています。

廊下、リビング、ダイニング、廊下……


まぉさんが、のりちゃんの隙をついて私の影に隠れました。

「ナイショにしてね。言っちゃダメよ。」



のりちゃんが1人で回っています。

廊下、ダイニング、リビング、廊下…



「あれ、まぉさんは?」


ごめん、まぉさん、笑っちゃってばれちゃった。

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「ナイショにしてね。って、言ったのに。」
「ごめんね。」
だからといってアイロン台に乗るのはやめてね。

学会で発表

息子のりちゃんが 言いました。

「まぉさんさぁ、どこか悪いんじゃないの?」

「どうして?」

のりちゃん「のどの辺でなんか、変な音がするんだけど。
気管支が悪いんじゃないかなぁ?」

私「それって、グルグルって、感じの音?」

のりちゃん「そう。」

私「あのさぁ、よく漫画で、ねこのそばに、ゴロゴロって、擬音がついているでしょ?それだよ。」

のりちゃん「あーっ、これがぁ。俺、初めて聞いたわぁ。」



私「のりちゃん、初めてだったの?」

のりちゃん「うん。初めて。いびきみたいなもの?」

私「どうかな?寝ているときは、いわないんだよ。」

私「自分が骨折とかしたとき、早く治るんだって。聞いている人にも効果があるらしいよ。お母さん、骨折したとき、手伝ってもらえばよかったなぁ。」



のりちゃん「結構響くから、振動がいいのかも、しれないね。低周波みたいに。」

私「うん、学会で、発表してみたら?」

のりちゃん「証拠も検証もなくか?」



みっち家から、名誉教授は生まれそうにありません。


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そんなん、無理無理。

まぉさんの彼氏?

外でファーオ、ファーオと声がします。

覗いてみると、まぉさんより、ふた回りほど大きなねこがいます。

まぉさんの顔は、テニスボール位なのに対して、彼の顔は、砲丸の玉位あります。

黒と焦げ茶色のしましま模様の強面のねこさんです。

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まぉさんの彼氏でしょうか?

まぉさんは知らん顔で寝ています。


ファオファオ君はサッシのすぐ下まで来て、呼んでいます。


「まぉさん、彼氏が呼んでいるよ。」

「彼氏じゃないもーん。」

「彼氏じゃないとしても、顔を出したらどうですか?」

「別に友達でもないもーん。」


なんという、塩対応でしょうか?


ファオファオ君は、その間も、ずっとまぉさんの事を呼んでいます。


「私は、今、お昼寝中なのよ。」


焦らしているのではなく、本当に興味がないようです。

他の子と仲良くしているところを見たかったような、


「私は、そんな安い女じゃないわ。」


としたことに、『でかした❗』と、思う気持ちと、



複雑なのでした。

のりちゃんが好きなのは?

最近春雨スープにはまっている、息子ののりちゃん。

「この間買ってきた、酸辣湯が美味しかったから、見かけたら、買ってきて。」

と、頼まれました。

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私「スーパーで、酸辣湯味は見たことないよ。」

のり「僕が買ってきたんだから、あるでしょ。」

私「多分、コンビニ限定じゃないの?」

のり「あ、そうかも知れないね。」




ところが、スーパーに行ったら、あるじゃありませんか。

辛くて酸っぱい、トムヤムクン。フォーですが、勘弁してもらいましょう。




その夜、夜勤にいくため起きてきたのりちゃんに、報告します。

「あったわ。トムヤムクン。フォーだったけどね。」

「……うん。」

「コンビニで 売り上げが良かったから、スーパーにも置くようになったんじゃないかな?」

「……うん。」



のり「あのね、これ、違うからね。」

私「えっ?」


私「辛くて酸っぱい……」

のり「僕が欲しいのは、酸辣湯。」

私「あっ、惜しい。」

のり「惜しくないからね。」

私「惜しいじゃん。
   チャー、シュー、メーン、
    サン、ラー、ターン
     トム、ヤム………」

のりちゃん「全然惜しくないからね。」

はい、私も、書いていて違うなって………。



ごめんなさい。


と、言う話でした。     ちゃんちゃん。

ナッキは誰のもの

 

仕事から戻ると、まぉさんが次男のナッキのあぐらの中にすっぽりと収まっていました。

そこから、ナッキの顔を、うっとりと、しげしげと 見上げています。

その顔は、
「こんなに、幸せでいいのかしら。」

と、言っていました。


それだけでは、ありません。


その目は、まさに♥️形。


まぉさん、ナッキに恋をしたのね。


うん、まぉさんは、情が濃そうだから、甲斐甲斐しい彼女になると 思うよ。

きっと、嫉妬深いタイプね。

浮気をしたら、ギッタギタに されると思うよ。


ナッキは、気付いていません。

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「まぉさんさぁ、俺が帰って来ると、めっちゃ顔をこすり付けて来るけど、何なの?」


「うん、それはねぇ、『ナッキはまぉさんのもの。ナッキはまぉさんのもの。』って、言っているんだよ。」


「えっ、俺って、まぉさんのものだったの?」


「うん、そう。」


このぉ、幸せ者ぉ。

ヨーロッパの貴婦人

今、私の参加している、手芸サークルで、タティングレースをしています。

普通のレース編みと違うところは、シャトルと呼ばれる、小さな糸巻きを使って編んでいくところで、かぎ針とは、違った雰囲気のレースが編めます。

レース糸で鎖部分も編むと、金属アレルギーでネックレスが付けられない。という人も 付けられるアクセサリーを作ることができます。


ところがこれがとっても難しい。左手に持った糸に、右手に持ったシャトルをくぐらせて、糸を絡めるのですが、
その後、シャトルをピンと引っ張ると、絡めた右の糸が、まっすぐになって、絡まれたはずの左の糸が、右の糸にくるんと絡んでいるのです。


それを一編み一編み繰り返します。


間違えると、ほどくのは、とても難しいので、編んでいるより、ほどいている方が手間がかかります。

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悪戦苦闘の末、モチーフが1つ出来ました。


18世紀のヨーロッパの貴婦人めざして頑張っています。

のりちゃん「おかんは、一体何をめざしているの?」

「だから、ヨーロッパの………」


のりちゃん「なれないでしょ?」


いーやんか。めざしたって。誰にも迷惑かけてへんやん。



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ラリエットに仕上げました。