「みっちさんは、どうも気持ちが
ご主人より息子さんの方に
傾いているみたいね。」
お世話になっている、
呉服屋さんの奥さんに
見抜かれてしまいました。
呉服屋さんへは、
少し前から、週いちで
お世話になっています。
仕事は、直し物やほどき。
手を動かしながら、
口も動いていることは
否定はしません。
けれどもこんなに早く
見抜かれてしまうなんて。
「だって、息子は可愛いけれど、
旦那さんは可愛く無いんだもの。」
「だめよー。
あなたが大事にしなければならないのは、
ご主人よ。」
わかっています。
わかっちゃいるけどやめられない♪
(クレイジーキャッツ風)
息子なんて、所詮いつかは嫁のもの。
むしろ、そうなって貰わなければ。
心の中ではわかっているつもりだったけれど、
息子可愛さが、
だだ漏れだったようです。
いかん、いかん。
しっかり隠匿しなければ。
違う、違う。
もっと、旦那さんを大切にしなければ。
コロローン
コロローン
「お母さんにはムリー。」