コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

言わなきゃ良かった

私は、調子に乗って楽しくおしゃべりしたあと、
『あの言葉は、適切だっただろうか?』
『私は、悪い意味で言ったのではないけれど、
違う受け取り方をして、
⚪⚪さんが、傷ついたのではないだろうか?』
などと考えて、落ち込むことが良くあります。



でも、なかなか謝れないのです。
わざわざもう一度話題にあげてまで
謝った方がいいのか?
自分は、悪い意味で言ったわけではないし、
素直に受け取ってくれたかもしれないし、
わざわざ言うべき事ではないのかもしれないし。

いつもうじうじ悩みます。
悩む位なら、
「昨日は言い過ぎたわ。ごめんなさい。」
と、言ってしまった方が、楽なのですが、
昨日嫌な思いをさせて、
又今日思い出させるのは、
自分が楽になるだけで、
相手には、二倍嫌な思いをさせるかも。
とか思うと、謝ることも出来ません。

相手はなんとも思ってなかったのに、
めんどくさい人だな。
と、思われるのも嫌です。



私の友人にとてもしっかりした方がいます。
頭はいいし、手先も器用。
仕事は手早いし、責任感もある。
そんな人に、
「昨日の言い方は、悪かったわ。ごめんなさい。」
と、言われたのです。私は、
「え、なんですか?」
全然心当たりはありませんでした。
「これこれこうで、ごめんなさいね。」
と、説明されてもピンとこないほど些細なことでした。


あんなしっかりした人でも、
いつも自信満々に見える人でも、
私と同じように心配したりするんだ。
と、思うと、その人が、
いっそう好きになりました。
誰も知らないけど、
私だけが知っている、
⚪⚪さんの良いところコレクションに
大事にしまいました。


f:id:cogioya:20190820211802j:plain
「お母さんの悩みなんて 小さい小さい。」