コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

母に感謝

今週のお題「母の日」

私が物心ついた頃、母はすでにミシン内職をしていました。
私と、姉は、いつもミシンを踏む母の背中を見て育ちました。


そんな私が針と糸に興味を持つのは当たり前でした。
小学校に上がる頃には、見よう見まねでリカちゃん人形の服を作りました。

母の残布袋の中には、かわいい布などありませんでしたし、ギャザーや、タックの知識もないので、変な貫頭衣のような物しかつくれませんでしたが、それでも自分なりに納得して、着せ替えて遊んでいました。


そんな私が長じて和裁士になり、その後、色々あって、しばらく仕事から離れていましたが、今、また縁あって和裁の仕事をするようになりました。ブランクが長かったので復帰はほとんどあきらめていたのですが、一から出直すつもりで今、頑張っています。


刺繍も編み物も、刺し子も好きですが、やっぱり手芸で食べていくのは難しいものです。

手に職をつけてくれた、母に感謝しています。

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