「犬が 欲しい 欲しい。」
と、言いつつも、考えるだけで一向に行動に移さなかった私。
それは、
「縁があれば、向こうからやって来る。」
と、言う気持ちがあったからです。
焦って後悔するのするより、自然に任せるつもりでした。
当時、(10年ほど前)フルタイムで働いて、残業も多く、体力的にバテもきていました。
なので、犬のもたらしてくれる、癒しにあこがれていました。
けれども、あこがれだけで生き物は飼えない。
ということもわかっていましたからね。
そんな、《石橋を叩いてなお考える》私の、おしりに火をつけたのが、当時メル友だった、オランダ人のYさんでした。
彼女は大きなマウンテンドックを飼っていました。
しかも、2匹も。
私は貧しい家庭で
「人は人。うちはうち。」
と、言われて育ったので、普段、人をうらやましく感じることは ほとんどありません。(お母さん、ありがとう)
その私が、Yさんが2匹も買っているのだから、私も1匹くらい欲しい。
矢も盾もたまらなく思ったのでした。