コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

耳に入ってこない

私は、裸族ではありません。
けれども、油断している時ってありますよね。
先日、ポーちゃんの散歩をして、
朝御飯を食べ、洗濯も終わり、
自室に落ち着いた時の事です。

その日は、久しぶりに涼しくて、
エアコンを付けずに過ごせそうかな?
と、部屋を開け放していました。

動いた後で、
足腰が蒸れて気持ち悪かったので、
スラックスと靴下を脱ぎ、肌を乾燥させながら、
スマホをいじっていました。

私の部屋は2階で、のりちゃんは出勤後で
誰にも見られることはないはずでした。

ところが、なんとその日に限って
普段は2階には来ない
夫のオットー氏が上がってきたのです。
内心すごく焦りましたが、
シーツなどで下半身を隠すのもなんか、
余計にエロチックな気がして、
『これが私のライフスタイルですけどなにか?』
という風を装い、
下半身パンツ一丁で、
オットー氏の話を聞くことになりました。

「今、テレビで見たんだけど、
 Dカードの不正使用があって、」
(うん、私も、洗濯物を干しながら聞いたよ。)
「通帳記入をしておいた方が良いって言ってたよ。」
(うん、私も、そう思っているよ。
 でも、今日は出勤だし、土曜日だし、
 全額保証って言ってたから、
 週明けで良いかな?
って思っていたよ。
 ってか、早く出ていって欲しい。)
「共立銀行と、郵貯もあるやろ?」
「うん、ある。やっとくわ。(早く出ていって!)」

オットー氏がやっと階下へと去り、
私の気まずい時間はやっと終わりました。
なに?この辱しめ!
何かの罰ゲームですか?

という、自分の部屋であっても
油断は出来ないという
私の悲しい経験でした。

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「想像しただけで笑えるわ。」