コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

救急車と遠吠え

犬にとって、救急車のサイレンは
緊急事態を知らせるトーンなのだと思います。


先代犬の黒ちゃんも救急車のサイレンが聞こえると
熱心に遠吠えしていました。


ポーちゃんはというと、
うちに来て1年ほどは救急車が通っても
全然反応しないでダラーッと寝転んだままでした。
ところが1年を過ぎた頃、
『はっ!』
と、犬の本能に目覚めたのです。

はじめは、
「咳かな?」
と、思うような、
カフカフ……カフカフ……』
という声で、どこか悪いのかと心配しましたが、
今では上手に
『ポーー!ポーー!』
と、遠吠え出来るようになりました。


散歩の途中で救急車に行き逢った時には、
音が聞こえてきた時点で、
立ち止まって救急車を待ち構えます。
そして、1番近づいた頃、
満を持して鳴くのです。
熱心に
『ポーー!』
と。あんまり真剣なので、
ポーに突っ込むことも出来ません。


でも、私は見てしまったのです。
昨日、熱中症の患者が多かったのか、
救急車が朝から何台も通りました。
その度に、鳴いてはいたのですが、
なんとポーちゃん、寝転んだまま
頭だけあげて、鳴いていたのです。
それは違うやろう!

f:id:cogioya:20190807194543j:plain
「あ、見てたの?」