コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

新善光寺

私のお遍路西美濃編 12

善光寺岐阜県大垣市

住宅密集地にあります。

昔はもっと繁華街にあったそうですが、

濃尾地震の際に全壊したり、

道路の拡張があったりしたため、

今の場所に移されました。

 

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残念ながら本堂には

鍵が掛かっていて、

ご本尊さんをお参りすることは出来ませんでした。


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これは本堂の正面の向拝の蛙股。(欄間のようなところです)

《牛に引かれて善光寺参り》が

彫られています。

右の牛の角に洗濯物が引っかかり

おばあさんが追いかけているところです。

牛はなるほどちゃんと牛です。

でも、目を見張るほどではありません。

それにたいして、

洗濯物を取られて

必死に追いかけるおばあさんが、

なんと申しましょうか?

ホントに美人じゃなくて、

年をとった女の人で、

絶妙にビックリしたような、

少し怒ったような顔をしています。

顔は年寄りなのに

牛を追いかけるおばあさんの足。

それは鍛え抜かれたスプリンターの足です。

牛を(洗濯物を)追いかける

おばあさんの必死さが伝わってきます。

 

善光寺のご本尊は

三光一尊阿弥陀如来

阿弥陀さんは、お一人で万能なのに、

その三倍有能な阿弥陀さんです。

 

 

真言はどうすれば良いですか?」

と、お聞きすると、

南無阿弥陀仏で良いんですよ。

   どこでも真ん中に

   阿弥陀さんがいらっしゃるからね。」

と。

あぁ、納得したわー。

私は、観音詣りをしているけれど、

大抵のお寺は真ん中に阿弥陀如来が、

祀ってあるんですよ。

観音様の真言を唱えるのは

ちょっと違うなぁ。

と、感じていたのです。


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