家で仕事をしていると、
『ピンポーン』
チャイムがなりました。
インターホンを覗いてみると、
コーギーを連れたガテン系のお兄さんが
立っていました。
あれぇ?また、他所のコーギーが、逃げ出して、
ポーちゃんだと思って連れてきてくれたのかな?
扉を開けると、
なぜかちょっと得意げな顔のポーちゃんです。
「あれ?うちの子です。
ポーちゃん、あんたなにやってるの?
ひとりでお散歩行ったらだめでしょう。」
「すみません。ありがとうございました。」
首輪も外れていないし、
鎖が切れた訳でもありません。
ナスカンが何かに引っかかって
外れたとしか考えられません。
それにしてもよくぞポーちゃんを
捕まえて下さいました。
お兄さんは、我が家の東側の田んぼの
埋め立て工事をしています。
その家のお兄ちゃんが、別れ家をたてるのです。
工事は、2~3日前に、始まったばかりです。
その2~3日で、よくポーちゃんがうちの子だと
わかってくれました。
どれだけ感謝してもしきれないほどです。
お兄さんがいなかったら
どこか遠くまで行ってしまったかも。
交通事故にあってしまったかも。
本当に良かった。
二度とこのようなことがないように気を付けます。
「なんかー、自然に外れたからー、
お兄さんになぜなぜしてもらったの。」
外れちゃったのは、お母さんが悪いけど、
絶対にひとりで行ってはいけません。