我が家のポーちゃんは、
朝夕2回30分ほど散歩をしています。
私の家から、西へ行っても
南へ行っても田園地帯になるので、
そのどちらかへ行くことが多いのですが、
私が、のんびり散歩できるなぁ。
と、思うところは、
他の犬飼いさんたちにとっても
良い散歩道なのです。
必ず何匹かの犬に会うことになります。
ところが、ポーちゃんは犬が苦手なのです。
軽快にタッタカ歩いていたポーちゃん、
前方に犬発見。
さりげなく角を曲がります。
さりげなく回避に成功。
または、木の陰に
とても興味深い物をみつけたかのように、
顔をぐっと押し込んで観察します。
そうやって相手をやり過ごすと、
反対方向にダッシュ。
少し行ってから、振り返って、
「危なかったわー。
もう少しで見つかるところだったわー。」
と、相手を見送ります。
いえ、丸見えでしたよ。
そんなポーちゃんですから、
他の犬に会う可能性の高い
住宅街の散歩は、好きではありません。
特に、敷地内に放し飼いになっている犬に
吠えられると、次からは、
その道を通るのをいやがります。
なので、通れる道が、どんどん減っていくのです。
あみだくじのように歩いて、大好きな、
いつも遊んでくれる奥様の家を目指します。
家の前でしばし足を止め、
奥様が気付いて下さるのを待ちます。
決して請求鳴きはしません。
お姿が見えないと、
「今日はおばあちゃんお留守かな?」
と、残念そうにお散歩再開です。
人間の友達はたくさんいるポーちゃんでした。