まおさんを探す旅を続けている私。
(いえ、ただのウォーキングです。)
頭の上から
かしましい声が聞こえたかと思ったら、
雀のなる木がありました。
チュンチュンピチュピチュと
大激論が展開されています。
私が通っても激論は止むこともなく
私は戻って写真を撮ることにしました。
戻ってきた私を見て、
雀達はピタッと口をつぐみ、
一斉に私の方を伺っています。
写真を何枚か撮り、
プックリと太った雀達を
しばらく眺めてから、
又歩き出した私の背中に向かって、
「なに?あの人間、気持ち悪い。」
「こっちをじっと見てたわよ。」
「何かしら?気持ち悪い。」
と、言っているらしき
チュンチュン声が
いつまでも追いかけてきました。
冬の雀はかわいい。