私の長男、のりちゃん。
のりちゃんのお嫁さんのひなちゃんは
お花屋さんにパートに行っています。
お花屋さんになるなんて、
女の子ならみんな
一度はあこがれます。
でも、きっと、あこがれだけではすまない
大変さがありそうなのも確かです。
私はお嫁さんのひなちゃんに
リサーチしてみました。
「水を使うイメージだけど、
手荒れとか大丈夫?辛くない?」
「私は手荒れは大丈夫です。
下の方の葉っぱを手でむしるのが
まぁ、大変かな?」
「お花屋さんって、
基本扉は開けっ放しだよね。
寒くない?暖かくして行ってる?」
「大丈夫です。下に着込んでいます。」
「お客さんはたくさん来るの?忙しい?」
「お客さんはあんまり来ないですね。
お葬式の花輪が、一番の収入源ですね。」
「はぁー、そうなんや-。」
一緒にお出かけをした時に
「あの花、きれいね。」
「あの花、珍しいね。」
「あれは、何て言う花かなぁ?」
と、話に付き合ってくれます。
のりちゃんもなっきも、
花にはぜんぜん興味がなく、
会話はぜんぜん盛り上がりませんでしたが、
ひなちゃんのお陰で、
女の子のお母さんの楽しさを
味わわせて貰っています。
「この間、忙しくて残業したお礼にと
店長に貰ったんです。
お母さんにお裾分けです。」
って、かわいい事を言ってくれるひなちゃん。
大事にしたいと思います。