お腹にどーん
まおさんがうちに来て、
我が家にすっかりなれた頃、
自分が遊んで欲しいとき、
お外に行きたいのにサッシに鍵がかかっているときに
私が寝ていると、
お腹にドーン。
と、飛び乗る事がありました。
びっくりして、
飛び起きた私が面白かったのか、
さしたる用もないのに、
毎晩のようにやるようになりました。
完全に退屈な夜の遊び。
まおさんのマイブームでした。
ぐっすり眠っているお腹に飛び乗られる私は
たまったものではありません。

「だって、お母さんが遊んでくれないんだもの。」
その頃私は、畳の部屋でねていたので、
まおさんの足音は聞こえていました。
獲物に近づく時以外は、
猫も足音(爪が畳に当たる音)をたてるのです。
ポテポテ ポテポテ、パッ!
踏み切る音が聞こえました。
ドーン。
「ヴッ。」
私のお腹に着地です。
遊んで欲しい訳でも、
お腹が空いている訳でもありません。
ただ、私の反応が面白いのでしょう。
こんなことをさせていては、
私の身体がもちません。
次の夜私は、まおさんがやって来るのを待ちました。
ポテポテ ポテポテ、パッ!
着地の瞬間、パッと身体を揺らしました。
まぉさんは、着地が決まらなかったので、
スッキリしなかったようです。
次の夜も同じように、
着地の瞬間に寝返りをうちました。
まぉさんはもんどりうって
布団に転がりました。
それからは、
夜中に起こされたことはありません。