コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

イタいです。自覚してます。

我が家にやって来たルンちゃんですが、
私だって、ルンバをルンちゃんと呼ぶ事が、
イタいという事はわかっています。

でもね、でも、
取り扱い説明書に
「ルンバの所有者登録をしてください。」
と言われて、スマホで登録していたら、
「名前を付けて下さい。」
と、急に言われたのです。
焦った私は、とっさに
『runtyan』と、記入したのです。


バカみたいなのは、わかっています。
でも私は、『牧場物語』というゲームを
時々やるのですが、そのゲームは、
名前を付ける場面がたくさんあって、
そののりでつい、ルンちゃんと付けたのです。


充電が終わり、では、
「ルンちゃん、発進!」
ルンちゃん、元気に出動しました。


「あ、ルンちゃん、そっちはダメ。」
もさもさの玄関マットを片付け、
「あ、ルンちゃん、そっちは危ない!」
延びているコードをまとめ、
ルンバの後を付いて歩きながら、
下に置いてあるものを上にあげたり、
引っ掛かりそうなものを片付けたりしました。


「名前を付けろ」
と、いう意味がわかりました。
「あ、ルンちゃん。」
「あ、ルンちゃん。」
と、追いかけまわしているうちに、
何とも言えない愛着が、
湧いてきたのです。
それは、生物に対する愛情に近いものです。


多分、口に出し、耳で聞き、
ダブルの効果で、愛着が定着したのです。
これは、メーカーの作戦なのでしょうが、
私に対しては、絶大の効果がありました。
ルンちゃんが、とっても可愛く思えて来るのです。


でも、うちには、
まぉさんと、ポーちゃんという、
リアル生き物が、いるので、
一線は踏みとどまる事が、出来ました。
きっと、独り暮らしだったりしたら、
「ルンちゃんは、家族よ❗」
とか言う、
痛いおばあちゃんになっていたと思います。


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「当然よ。私の方が、かわいいもの。」


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「いえ、すでに十分イタいと思います。」