コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

そうだ 京都へ行こう

中学生になった時

私は迷わず剣道部に入った。

好きな男の子が剣道部に入ったから。

そう、私はおませな少女だった。

 

高校も剣道部に入った。

好きな男の子は

別の高校だったので、

100%惰性である。

 

高校の部活は厳しく

何度も怪我をしたり、辛くて泣いた。

でも、その辛さを共有した7人は

生涯の友となった。

 

コロナが始まる少し前、

そのなかのひとりが

夢を叶えて京都でカフェを開いた。

「絶対いつか行くね。」

の約束はコロナで

とても叶えられるものではなかった。

 

が、やっとコロナも落ち着いて来て、

1月

「Hさんの所へ行こうよ。」

という話になった。

が、Nちゃんの都合が悪くて流れた。

5月

「今度こそ行こうよ。」

私の働いていた店が閉店する事になり、

閉店セールと、後始末で

旅行するどころではなかった。

今月7日

「三度目の正直。」

「行く行く詐欺で申し訳ない。

  今度こそ、行くよ。」

 

青春18きっぷも予約して、

電車も決めた。

彼女の営むカフェに近い

銀閣寺を見て、

哲学の道を歩き、(暑いだろうなぁ)

平安神宮でお参りをするか?

のんびり嵐山を歩くか?(こっちも暑そう)

何度も打ち合わせをした。

 

先月末、一緒に行くNちゃんが

「コロナになった!」

と、連絡してきた。

が、幸い症状は軽く、

今は、感染力は5日程ということで、

決行が決まった。

 

夕べ、

「ごめん、体温が38.5度ある。

  めっちゃしんどい。コロナかも。」

と、当のHさんから連絡があった。

 

私たちの京都行き

      呪われてる~~。