コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

私のお遍路番外編2松尾芭蕉

全昌寺の隣に

松尾芭蕉 奥の細道結びの地記念館があります。

 


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手前が松尾芭蕉。奧にいるのが弟子のそらです。

大垣の人々は芭蕉を良く後援し

芭蕉も 大垣が好きだったらしく、

奥の細道の旅を大垣で終えました。

体調が悪くて倒れこむように

到着したようです。

 

弟子や、崇拝者が、まずは休ませてあげたいと、

遠慮しているなか、

ある人が、マッサージをして差し上げました。

気持ち良かったのでしょうね。

衾(今でいう寝袋でしょうね)を

お礼にあげました。

 

ところが少しして、

せっかくだからと句会を開いたら、

「私があの衾を

 ちょうだいしたかった。」

「1番そばで尽くした私こそ

 あの衾が貰えるはずだったのに。」

「あいつ、もしぞんざいに扱って、

 破りでもしたら俺が許さん。」

と、そんな句ばっかりで、

「そんな気持ちでは良い句は作れませんよ。」

と、芭蕉は苦笑(あっ、員を踏んだよ)したそうです。

 

事実か創作かはわかりませんが、

素直と言うか、

子供っぽいと言うか。

笑ってしまいますね。

あいつ許さ~んという俳句に

どうやって季語を入れたのか

ちょっと興味があります。

 

 



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向かいには住吉灯台

この川は三重県の、桑名とつながっていて

昭和初期まで水運も盛んでした。

灯台というと、白くて

レンズがくるくる廻っているのを

想像しますが、

川の灯台は、このスタイルの様です。