子供の頃住んでいた家の近所に
『報恩寺さん』というお寺がありました。
そこには『円空さん』の彫った
仏像がありました。
円空さんは、
日本中(主に東海地方より北)を旅して歩き、
木で彫った仏像を残しています。
その数は12000体にも上ると言われています。
子供の頃その本物を見せて貰ったのか?
写真を見ただけだったのかは、
覚えていませんが、
あっさりした仏様で、
子供だったせいか、
「あっ、ふーん、これね。」
と、ありがたみも感じませんでした。
ところで、この『報恩寺さん』
私の地元の『なんとか33霊場』に
入っていると聞いた覚えがあります。
調べてみると、
お遍路さんのように
有名ではありませんが
『西美濃33霊場』といい
江戸時代に開場され
今も 確かにあります。
私は少しこの『西美濃33霊場』について
調べてみることにしました。