コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

ワクチン予約

「いつになったら
ワクチンの予約をするんだぁ!」

いつもは当たらずさわらず
お互いに距離をおいて
付き合っている夫が叫びました。


えっ、だって、
私の住む市では
ワクチンが足りずに
予約は終了しちゃったのです。

「でも……」
「一回でも電話をしたのか?」
していません。
ああがいいかなぁ?
こうがいいかなぁ?
と、考えている内に今日になりました。


「俺が予約を取るから、
 接種券、出して。」
「え、とってくれるの?」
「もう、かかりつけ医とか
 言ってられないから!
 手あたり次第に電話して、
 とれたら予約とっちゃうよ。」


「だめだよ。仕事があるもん。」
「そんな事、言ってられないでしょ。
 仕事と命とどっちが大事なの?」

そんな事、言ったって、
シフトで働いている以上
出来るだけ決まったシフトは守りたい。
お休みが無いわけではないのだから。


「いいから!自分でやるから!
 自分のタイミングでやるから
 ほっといて!」


「(そんなに言うなら)
 迷惑掛けないでくれよ!」
捨てゼリフと共にオットー氏は
自分の部屋へと去っていきました。



うーん、
朝ごはんを作るのは
迷惑になるのかな?
洗濯物をたたむのは
迷惑かもしれない。

私は部屋に閉じこもって、
食事も運んでもらった方が
いいのかもしれない。
気付かない内に
コロナにかかっていたら
迷惑掛けるから。
あなた、
ご飯を作ってくれませんか?



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自分で作った野菜は
特別おいしく感じます。