コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

ハリネズミのスリッパ

先日息子ののりちゃんが
買ってきたもの。
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ハリネズミのスリッパです。

(それ、履きにくいし
 あなたの足には小さいと思うよ。)
思ったけれど、言いませんでした。
嬉しそうにレジかごに入れた顔が
かわいかったからです。
せっかく買い物に来たのに
楽しい気持ちに水を差したくなかったからです。

おばかさんやなぁ。
母も息子も。

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何日かは、喜んで履いていましたが、
その後は放りっぱなしです。
(履きにくいからね。)

それで、私が履いてみました。
「あっ、おかん、履いたの?良いよ。」

ぬいぐるみのようになっているので、
履くときに手を添えないと
足が中まで入りません。
が、小さなかかとが付いているので
履いてしまえばルームシューズのように
フィット感があります。
スリッパにありがちの
パタパタ音がしないのと、
綿がはいっているので、暖かいです。

思いの外 気に入って履いていると、
久しぶりに帰ってきたなっきが
「なにそれ?ハリネズミ?いいやん。」

「そうやろ?めっちゃかわいいやろ?」
と、のりちゃん。
「うん。でも、履きにくそうやなぁ。」
「そーなんやて。
 いちいち手を使わなアカンのがめんどいんやて。」
ふたりで盛り上がっている。


『顔も性格もぜんぜん似ていない。』
学校の先生に良く言われましたが、
こういうところの感性は似ているようで、
良く二人が盛り上がっているのに
私だけ付いて行けないときがあります。
それは、年齢に由るものであったり、
性別に由るものであったりするのでしょうが
仲間はずれ感が悔しい。


まぁ、ふたりだけの兄弟。
仲良くて何より。

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「いつまでも子供ね。」