コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

ゲーム・オブ・スローンズ第2章

ゲーム・オブ・スローンズ

第2章を見終えました。

 

1番心に残った場面は、

 

レンリー王の女騎士、ブライエニーは、

目の前で主を黒魔術によって殺されました。

黒魔術で殺されたので、

犯人はそこにはいません。

そこにいたブライエニーが疑われました。

自分もここで死ぬ。と、決めた彼女を

「仇を討つ気があるのなら、

 逃げなければだめ。」

と言ったのは、その場に居合わせた、

北の領主エダード・スタークの妻キャトリン。

二人はなんとかその場を逃げのびます。

 

ブライエニーは

(仇を討つチャンスが来るその時まで。)

「あなたの背後の盾となり 命を捧げます。」

と、キャトリンに忠誠を誓います。

その誓いに対する答礼が、

「私は いかなるときも、我が家に

 お前の居場所を与え、食卓を共にする。

 お前の名誉を汚す様な

 行為を求める事は決してしない。」

というものでした。

なんて誠実な言葉でしょうか?

思わず巻き戻して2回見てしまいました。

 

このドラマに出てくる人は

己の私利私欲の為、

自分の家来に卑怯な事、

人間としてどうよ?

というような事を平気でさせます。

 

そんな中、北国のスローン家は

誠実な家系です。

でも、その誠実さ故、

主のエダード公は、

陰謀を正そうとして、かつ

相手に情けをかけたために

策略により斬首されます。

誠実さは、邪悪に対して、

なんと脆いものでしょうか。

 

現在、現実の世の中でも、

会社組織の中で、

意に染まぬ行為を求められる事も

有ると聞きます。

そして、それをしないと

『頭が固い』と、

こちらが悪いかのように

言われることすらあります。

 

 

それでもやっぱりスローン家は

誠実でいて欲しいと心から願います。

 


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「TVばっかり見ていないで、

 私をナゼナゼしなさい。」