夕方 ポーちゃんと散歩をしていると、
高校生が3人、
スケボーで遊んでいました。
「お兄さん発見」
学校もお休みだし、
家にばっかりも居られないわね。
と、思って見ていると、
「ポーちゃん!」
「こんにちは!」
と、口々に言いながら、
こちらへやって来ました。
彼らは高校生ではなく
以前ご紹介した、ベトナム人青年達でした。
「ベトナムは、コロナ、どう?」
「ベトナムは、大丈夫。」
「お父さんやお母さんが
心配しているでしょう?」
「毎日電話しています。」
「帰りたい?」
「帰りたい。3年居る。
僕は2年目。あと1年で帰る。
彼はあと2年。」
息子ののりちゃんより、
はるかに若い彼ら。
こんな未曽有の病気が流行っていても
帰ることも出来ない。
帰りたいよね。当然です。
なんかとても切ない気持ちです。
「大好きなお兄さんたち
帰っちゃうんですか?」
うん、お兄さんのご両親が、
首を長くして待っているからね。」