コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

ナッキの辞令

慣れ親しんだ支社から、
通うには、少し遠く、
引っ越すにも微妙な距離の支社に
転勤の辞令が降りた次男のナッキ。

「1から人間関係を築き直すのは、きつい。
と、言うより、今の環境が、とても良いので
そこから出るのがいやだ。」

と言います。
けれども、望まれて行くなら、ともかく、
もし、
「うちから、1人選べと言われた。
ナッキはいらないから、ナッキを行かせよう。」
と、自分に決まったとしたら、と、思うと、
落ち込むんだよね。


ナッキは私に似て、変なところプライドが高いから、
「いらないなら、身を引くよ。」
と、思ってしまうのだと、思います。

私も、そんな疑心暗鬼で、
折角のチャンスを逃した経験があります。


お兄ちゃんの のりちゃんは、
「ナッキの事だから、
『行ってみたら、楽勝~。』
って、なるんじゃないの?」

と、言いますが、
さすが、1番近くで弟を見てきたのりちゃん。
その一言は、
ナッキの取り越し苦労的な性格を
的確に捉えています。

1日を実家でゆっくり過ごし、
母の(私の)手料理を食べ、
愛犬のポーちゃんと遊んで、
気持ちを整理して、帰って行きました。

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私はナッキちゃんが毎日帰ってくる方がうれし……
「シッ、言っちゃあダメ!」