コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

まぉさんの尻尾

最近は寒いので

割烹着を着ることが多い私、みっちです。

 

今日は母の遺品の

地味な茶色の杢地のを着ていました。

料理をしていて

野菜屑が落ちたのを

拾おうと屈んだら、

目の端をまぉさんの尻尾が横切りました。

 

まぉさんが天国へ行ってから、

もうすぐ9ヶ月になります。

1度もまぉさんの気配を感じたり、

夢に出てきたことはありません。

 

野良猫だったまぉさん。

最後こそは病気で辛かったものの

満足して逝ってくれたんだなぁ。

と、思うことにしています。

 

「あっ、まぉさん!」

一瞬思ってすぐ、

それはいつの間にかほどけていた

割烹着の紐だと気がつきました。

 

だいたいまぉさんの尻尾は

短いカギ尻尾でした。

そんな風に見えることはありません。

けれどもそのヒュンという動きが

まぉさんの尻尾を連想させたのでした。

 

久々に感じた

まぉさんの気配(勘違いだけどね)の

うれしさと

もう会えない切なさに

また泣いてしまったのでした。



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まぉさんはいつもきゅっと

尻尾を体に添えていて、

尻尾とわかる写真は少いです。