コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

首里城が

沖縄の首里城が、火災で焼け落ちてしまいました。
ニュースを見ていると、
多くの方が、泣きながら
インタビューに答えていらっしゃいました。

みんなに愛されて、
みんなの心の拠り所となっていたということが
伝わって来て、心が痛みました。


私が沖縄に行ったのは、35年も前です。
その頃は首里城はまだなく、
守礼の門だけがありました。
首里城が、再建されたのは
1992年とのことですので、
おそらくその頃には
工事も始まっていたのでしょうが、
記憶にはありません。

守礼の門は、
記念写真のスポットになっていて、
美しい紅型を着た女性と
写真を撮りました。

日本でありながら、
建築物も、女性の髪型も、着物も
過去に別の王朝が立っていたこともあり、
異国情緒漂う場所でした。

あのときは見られなかった首里城
1度は行ってみたい場所でした。


私たちは、
1度は行ってみたい、
1度は会ってみたい、
1度はやってみたい。
普段は意識していなくても、
なくして気が付くことが、
たくさんあります。

いつか必ず会いに行くから待っててね。
と、思いつつ、いつでも自分が、
その気になりさえすれば、いつでも会える。
永遠に待っていてくれる。
と、思いがちですが、
そうではないことを痛感させられる出来事でした。


関係者の方々には
心から哀悼の意を表します。