先日、
姪っこが娘のゆーちゃんをつれてやって来ました。
十一月に七五三をするので、
ゆーちゃんの着物の揚げを直してほしい。
とのことでした。
見てみると、その着物は一ッ身という、
赤ちゃんから、三才迄くらいの子供用なので、
着られない事がわかりました。
いつも実家で顔を会わせるゆーちゃんですが、
甘えん坊で、恥ずかしがりやなので、
ちょっと慣れたかな?
という頃お別れの時間になってしまうので、
なかなか仲良しになれていませんでした。
今日はとっても聞き分けも良くお利口さんです。
はじめてうちに来て、
ちょっと猫を被っていたのかな。
帰りに回転寿司を一緒に食べに行ったのですが、
「おばちゃんと手を繋ぎたい。」
「おばちゃんと座る。」
かわいいことを言ってくれます。
そして、お寿司をとってあげたり、
醤油をさしてあげる度に
「ありがとう。」
と言うので、なんてお利口さんなのだろう。
と、感激してしまいました。
六歳としては、普通なのかも知れませんが、
息子が大きくなって以来、
小さい子供と接する機会の少ない私にとっては、
驚きで、幸せな時間でした。
これは50年ほど前に、
私が作って貰った四ッ身です。
タンスにしまったきり、
今回出して見るのも、
30年ぶり位です。
明らかに断捨離対象商品ですが、
貧乏だったのに
きっと無理して作ってくれたんだろうな
と、思うと、やっぱり捨てられませんよね。