鹿の角のツノベラ

ご飯の用意をしていると、

「私のご飯を先にしてよ。」

と、いつものオレサマなまぉさんです。

じっと辛抱のポーちゃんとは

真逆です。

「お母さんを信じて待っています。」

最近お世話になっている

呉服屋さんから

ツノベラをいただきました。

ツノベラというのは、

和裁や洋裁をするときに

『ここからここまで縫います』

『ここが仕上がり線です』

等と印を付けるときに使う道具です。

息子たちのお裁縫箱にも入っていたので、

ご存じの方も多いと思います。

でも、私は習った覚えはありません。

仕事をしているときも

使っていませんでした。

でも、呉服屋さんの奥さんと

いっしょに仕事をしていて、

奥さんが使うので、

ちょっと興味を持ちました。

「押し入れのラビリンスを

  捜索しようかな。」

というと、

「使っていない
  本物の鹿角の物があるからあげる。」

と、頂いたのが、これです。

「グロテスクでしょ。」

ジビエを扱う人から頂いたそうです。

使ってみると、これがなかなか良い。

売っているものよりかなり握りが大きいので

力が入れやすく印が良く付きます。

湾曲と、でこぼこ具合が

オーダーメイドのようにしっくりきます。

これは、運命の出会いかも！！

手離せなくなりそうです。

１日も早い復興を

雨と蒸し暑い毎日が続いています。

あちこちで、

雨による災害が起こっています。

人生の終りを冷たい雨の中で

迎えなければならなかった方たちの

悲しさ、無念さ を思うと

胸が締め付けられます。

ニュースを見て、

こんな気持ちになるようになったのは

いつからだったでしょうか。

テレビや映画を見て、泣く人は

年齢が上がるほど

増えるのだそうです。

それは、年齢が上がるほど、

辛い経験の記憶を多く持っていて、

テレビや映画に感情移入

しやすいのだそうです。

私もかわいそうな、又は感動する

テレビや映画を見ると

すぐに鼻がツーンとなります。

涙はがまんできても、

鼻が真っ赤になるので、

息子たちなど私の顔を見ては

「今ので？」

「どの辺がかわいそうだったの？」

と、笑いますが、

ツーンときてしまったのですから

仕方がありません。

「悲しい時は

  なぜなぜして良いですからね。」

ありがとうポーちゃん。

被害にあわれた方々に

お見舞いを申し上げます。

１日も早い復興をお祈りいたします。

運動の習慣化

６月はとても忙しい月でした。

パートも内職も忙しくて、

疲れてしまって、

なかなかそれ以外のことが

出来ませんでした。

毎日がんばってやっていた

任天堂スウィッチの

フィットボクシングも

１０日程お休みしていました。

もうこのままフェードアウトしてしまうのか？

元々運動が好きではない私なので、

このままやめてしまおうかな……

とも思ったのですが、

暑いし、湿気はひどいし、

『運動して汗をかきたいな』

という気持ちになったのです。

これは私にとって

画期的な出来事です。

我が家の次男坊なっきは

「運動は、習慣化するといいんだよ。

　やらないと気持ち悪い。って、

　気持ちになるまでがんばるんだよ。」

と、言いますが、

今まで、そんな気持ちになったことは

１度もありませんでした。

でも今回は違うかもしれません。

のりちゃんにも

スウィッチ買うまでは

使っていいと言われたので、

もう少しがんばろうかな？

と、思っています。

「私の　のりちゃんの部屋への

　立入禁止はやめて欲しいの。」

てつ君のお茶碗チェック

我が家の愛犬

ウエルッシュコーギーのポーちゃん。

おっとりとした性格で、怖がりなので、

犬の友達は少ないです。

ところがお隣のてつ君には

なぜか俄然強気です。

家を出ると、

まず　てつ君のところに駆け込みます。

突然のことにアワアワしている

てつ君のもとに

てつ君のもとに……

てつ君を無視してその先に……

少し前から嫌な予感がしていました。

どう考えてもてつ君が目的ではありません。

てつ君のその向こう、

植木のかげに何があるのか？

いつもは道路で、

ポーちゃんを待つのですが、

今日は、植木の影に何があるのか

覗いてみました。

やっぱり。

そこにはてつ君のお茶碗がありました。

ポーちゃんは毎日てつ君のお茶碗に

何か残っていないか

チェックをしていたのです。

てつ君は健康な５歳の男の子です。

残り物はありません。

それでも毎日人のお茶碗を

チェックしているなんて。

なんて意地汚いの?

ポーちゃん、反省してください。

「ちょっと匂いを嗅いでいるだけです。」

それがはしたないんですよ。

根本的解決

「最近、クローゼットが

  開けっ放しになってないやん。」

のりちゃんが言いました。

「そうやろ。

  開けてないもん。」

「それはちょっと違うと思う。」

「何が違うんだよぅ。

  開けないから 閉めなくて良い。

  根本的解決やん。

  その代わり

  洗濯ハンガーは出しっぱなしだけどね。」

「やっぱり、違うと思う。

  それは根本的解決になってない。」

「なってるもん！」

洗濯ハンガーの出しっぱなしは

冗談だけど、

(しまい場所を変えました。)

とりあえず、この開けっ放し問題は

終止符をうちました。

「そんなに意地にならなくても………」

なってないもん！

方抜きバーム

お友達から頂いた

かわいいパンダのバームクーヘン

中には３つ入っていました。

そして、その中にもパンダちゃんが。

しかも、方抜きが出来るのです。

ポン

高層ビルのようです。

方抜きの出来るバームクーヘンと聞いて、

上に乗っているフォンダンだけが

抜いてあって、

バームクーヘンをそれに合わせて

フォークで切り崩すつもりだった私。

画が汚なすぎる………

「食べ物で遊んではだめ。」

と言う母の声が聞こえたような気がしました。

住み良さランキング

東洋経済新報社の『住み良さランキング』で、

私の住む市が、

なかなかの健闘をみせました。

812の市とプラスアルファのなかで

二桁代前半はすごい。

水道代が安いことが、

大きなポイントになったそうです。

水道代………

安いかなぁ？

まあ、他所を知らないからね。

私が子供の頃は、

水が勝手にふつふつと湧いていて、

水道代只だったけどね。

半世紀前のお話でした。

「ポーちゃんは住み良いと思います！」

いびき かいてた？

「夕べお母さん、

  いびきかいていなかった？」

「気がつかなかったけど、何で？」

「絶対かいてたから。」

今月から、週１で

呉服屋さんの裏方の

お手伝いに行っている私みっちです。

仕事はいつもやっている事なので、

全然大変ではありません。

けれども休憩はあるけれど、

７時間という長丁場。

知っているとはいえ、

気心が知れているとは言えない

人たちと働く緊張感。

今朝起きたら、

口がカラカラで、

これは夕べ、絶対いびきかいてたよね。

のりちゃんにまた叱られるかな？

と思っていたのですが、

安心しました。

続かなかった時に恥ずかしいので、

パート先には、ダブルワークの事は

まだ言ってはいません。

なので、シフトのない日に

呉服屋さんの方に出勤しています。

ところが、いつも週３～４回のシフトが、

今月はずっと週５で入っていて、

緊張感とオーバーワークで

疲れているので、

いびきをかいてしまうのです。

でも、気付かれてなくて

安心しました。

「いっしょに寝る

  私の身にもなってほしい。」

ごめんねぇ。

ずるくないよ

小雨が降っていたので、

今日のお散歩は

レインコートを着ていきました。

ポーちゃん、着こごちはいかがですか？

「なかなか良いです。」

では、今日もお散歩、レッツゴー。

帰ってくると、まぉさんが怒っています。

「ポーちゃんばっかりずるい。」

よしよし｡

まぉさんにもちゃんと作ってあるよ。

「これは何？」

カエルさんのフードです。

「そういう事じゃない。」

朝ごはん食べた？

老化著しい私みっちと

我が家の愛犬ウェルシュコーギーのポーちゃん

今日も散歩に行きました。

曇ってはいるけれど、

雨は降っていないので、

レインコートは着られませんでした。

ノリノリで出発した私たち。

今日は南コースね。

ところが、線路まで来ると、

ポーちゃん、急に回れ右。

「忘れ物、忘れ物。」

「えー、ポーちゃん、何忘れたの？」

早足でずんずん進むポーちゃんに

引っ張られて小走りで家に帰りました。

「はぁ、間に合った。」

家にたどり着いて、満足げなポーちゃん。

「もしもーし。何に間に合ったんですか？」

………

「みっちさん、朝ごはんはまだですかいのう？」

「おばあちゃん、朝ごはんは食べましたよ。」

………

「今日はまだ、食べてませんよ。」

「いいえ、もう食べましたよ。」

「そうだったかなぁ？」

ポーちゃん、朝ごはんを思い出して

あんなに急いで帰ってきたんですか？

「食べてないと思うんだけど……」