コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

コップを洗う


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これは息子ののりちゃんのコップです。

保温のコップなので、

長時間温かい(冷たい)飲み物を

楽しむ事が出来ます。




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そして、これが私の手です。

いかにも力持ちそうな、

がっしりした手です。

(実際、今でも力持ちです。)

 

コップと手と

どんな関係があるかというと、

私はこのコップを

泡ブクブクのスポンジで

がしがし洗いたいのです。

でも、手が奥まで届かないのです。

もう少しなのに。

もう少しの為に

このコップの為だけに

柄の付いたスポンジを使うのは、

なんか悔しい。

 

思えば、若かりしころ、

私はデパートガールでした。

隣の宝飾品売り場の課長に

可愛がってもらっていました。

その課長が、私の手を見て、

「なに!この、ピラミッド型の手は!」

と、言ったのです。

ピラミッド型の手ってなに?

私の手のどこがピラミッドなの?

課長が、見ていたのは指でした。

真っ直ぐ先に向かって細くなっている指を

ピラミッドと呼んだのでした。

 

確かに今のお嬢さんたちは

ほっそりした手をしていらっしゃいます。

私の手の半分位しか

幅がないのではないかと

思われる方もいらっしゃいます。

 

きっとコップが洗いやすいんだろうなぁ。

と、うらやましく思います。

 

で、今日、年をとって厚みが減ったのか?

はたまた、

いつも無理やり押し込んでいるので、

関節が柔らかくなったのか?

スポンジで、奥まで洗えたのです。

                                       めでたしめでたし。