「い、痛い、痛い、もうやめて……」
チョビたんが私の顔を舐めまくります。
犬の舌がペロペロで柔らかいのに対して、
猫の舌は先こそは柔らかいのですが、
奥の方は卸金のようにざらざらしています。
その舌で舐められると
3回目位でギブアップ。
痛いです。我慢出来ません。
好意でやってくれている事はわかりますが、
どうしても辛抱できないのです。
すると、好意を拒絶されたと
怒ってチョビたんはまた、
私に襲いかかってくるのです。
やめて-、お気持ちだけありがたく
いただいておきます。
「オレの酒は飲めぬと言うのか?」
り、理不尽な……