我が家の愛犬ポーちゃんと、
今日もお散歩、行ってきました。
そして、見つけたのがこれ。
これは『ガマ』の穂です。
神話『因幡の白ウサギ』で、
ワニをだまし、
お返しに皮を剥がれ
残酷な若者たちに
「塩水で洗うと治るよ。」
と、だまされて
痛さに泣いていた白ウサギに
「真水で洗い直して、
『ガマ』の穂綿にくるまりなさい。」
と、教え、手伝ってあげると、
ウサギが元通りになった。
という『ガマ』です。
久しぶりに見ました。
いえ、もしかしたら、
毎年ここに生えていたのに
私の心に見えていなかったのでしょう。
フランクフルトソーセージのような、
穂を触って見ると、
ビロードの様な手触りです。
この穂を崩すと、
短いけれど綿のようにフワフワになります。
昔の人は
この繊維を何かに利用したのでしょうか?
少くとも、その時代に
フワフワだということはわかっていたので、
布団や枕に入れたかもしれませんね。
今では誰も見向きもしませんが、
弥生の昔には、
取り合いだったのかもしれません。