コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

逃がしたさかな

ケータイを携帯するように気を付けている、
最近の私ですが、
ブログを書くようになって、
いっそうケータイを持ち歩くようになりました。

それは、写真を撮るためです。
散歩中、水仙が咲いていれば、
水仙とポーちゃん。
れんげが咲いていれば、
れんげとポーちゃん。

ところが、先日、素晴らしいシャッターチャンスあったのに、逃してしまいました。

またもや不携帯だったのです。

その日は、風もなく良いお天気でした。
私は、ポーちゃんと朝の散歩をしていました。

今、私の住んでいる地方は、
田植えの真っ盛りです。

その田んぼは、耕して、水を張り、田植えを待つばかりになっていました。

風がないので、水面は、鏡のように滑らかで、
カラスが3羽餌をついばんでいました。

その姿が、水面に映り
まるで、ウユニ塩湖のようでした。

私は、どうしてもそれを写真に撮りたかった。
でも、ケータイを取りに戻っても、
間に合わないだろうことは、わかっていました。

一期一会。その瞬間だけの感動なのでした。
私は、心を半分持っていかれた状態で
ポーちゃんの散歩を続けました。

1回りして戻ってくると、
カラスは朝ごはんタイムが終わり、
おめかしの時間になったらしく、
近くの木にとまって羽繕いの真っ最中でした。

やっぱりね。
スマホを取りに戻っても間に合わなかったでしょう。
でも、逃がしたシャッターチャンスは大きかったです

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「お母さん、がっかりしないで。
ポーちゃんなら、いつ撮ってもいいですよ。」

うん、ありがと。