最近、なかなか尊大な態度のまおちゃんです。今日も、ソファーにげぼをしていました。
「これ、誰がやったの?」
「私だけど、なに?」
網戸が、爪跡でポツポツだらけです。
「これ、ダメでしょ。」
「私は、悪くないわ。弱すぎる網戸が悪いんじゃないの?」
そして、外では、歩哨に立ちます。
悪い外敵からみっち一家を守るために。
塀の上で警戒怠りなく、四方を見回しています。
「誰も攻めては来ないよ。」
と、言っても、油断は禁物、とばかりに見張りをやめません。
まおちゃん、男前過ぎます。
「なめたら、あかんぜよ。」
と、言う言葉が似合いそうです。
まおちゃんなんて、名前が似合わなくなってきました。
お姉さま、姉御、女王様、校長先生、大奥様、いやむしろ、大旦那様。
尊大さを表すため、大をつけると、お年寄り感がでちゃうけど、それは違うんだよねぇ。
それに、長いし、呼びにくい。
忍者、くの一、忍び、お庭番、首領、お代官様。
しっくりこないなぁ。
とりあえず、まおちゃんの敬称をさん付けにすることにしました。
《まぉさん》
これで、えっらそーな態度と釣り合いがとれました。