コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

ペチュニア切り戻し

私は、

ピンクが好きです。

 

花を買う時は

まずピンクを選びます。

 

今年のペチュニアも、

もちろんピンクです。

 

一~二ヵ月楽しんで、

徒長したペチュニア

切り詰めました。

こうすることで、

梅雨が開けた頃、

またたくさん咲いてくれるのです。

 

でも、きれいに咲いているのを

切ってしまうのはかわいそう。

でも、ちびちび切ると、

次に咲くときに

きれいに揃わないのです。

今年はがんばりました。

 

そして、切った枝を

飾りました。


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なんとこの花瓶は

タコ飯の容器です。

 


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口が広いので、

短くて数の多い切り花を

たっぷり活ける事が出来ました。

 

 

 

 

朝のひととき

明るいせいか、
(年をとったせいか)
最近、朝早く目覚めます。
きっと、寝るのにも体力が必要で、
ぐっすりと朝まで眠るスタミナが
不足しているのでしょう。


去年もそんな時期がありました。
その時は、ポーちゃんと
散歩をして乗りきりました。
けれども、今
ポーちゃんはいません。<ポーちゃん、カムバーーーク>


呼んでも答えぬこの辛さ。


時間をもて余す私は、
プランター
花と野菜の世話をしています。


新型コロナウイルスの影響で、
ステイホームの皆さんが、
園芸を始めて、
今年の種や苗やプランター等、
園芸用品がバカ売れだそうです。


私もその一人です。
何年か前に家を建て直したとき、
植木もプランター
すべて処分してしまったので、
一から買い直さなければならないのが、
(お財布に)痛いです。


四月、五月に植えた
種や苗が花を付け、
今、小さな実を付け始めています。


「みっちさんの
 行き場のない母性が
 園芸に向かっているのね。」


そうなんです。
でも、野菜は抱っこ出来ないし、
呼んでも走ってこないんです。



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なすの花が咲きました。
花のうちから紫色です。
恥ずかしがり屋のなすは
向こうを向いています。



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トマトはもう
実を付けています。
サラダになるのが
楽しみです。

年寄りの冷や水

「おかんのフックは、

なんでそんなに上体が泳ぐの?」

フィットボクシングを

がんばる私に

息子ののりちゃんが言った。

そんなこと言ったって……

「だって、

 母さんの敵は、遠くにいるんだもん。」

 

答えて気づいた。

もしかして、

敵はもっと近くにいるのか?

 

ググってみました。

すると、やっぱり。

『相手が至近距離にいるときに

 フックは有効です。』

 

知らなかったわー。

ジャブやストレートと

同じ位置にいると仮定して、

フックを打っていました。

そりゃ〜 うまくいかないわけだわ。

 

という訳で、

近くにいる敵にフックを打つ

練習をしています。

今までとは全然違う打ち方で、

今までとは全然違う筋肉を使うので、

又、筋肉痛とも戦っています。

 

でも、あぁフックって、

こう打つんだー。

と、納得しました。

 

いつか、

みっちというおばさんが、(おばあさんか?)

プロデビューしたら、

応援して下さいね。

 


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年寄りの冷や水は止めなさい。」

 

ダイエット再開

「鏡よ鏡、

 私はプリンを食べても良いですか?」

体重計に乗りながら

つぶやいてみる。

「だめって言われたわー。」

でも、食べちゃうもんね。

 

去年、がんばって

少しずつ体重を減らしていた私。

 

けれど、ポーちゃんが

まぉさんが そして実母が

次々と天国へと旅立ち、

ダイエットどころではない日々を

送ってきました。

 

でも、なぜ、減っていないのか?

それは、私が少しでも食べないと

息子ののりちゃんが、

「これなら食べられるやろ?」

と、焼き鳥や、ハンバーガーや、

○亀うどんのセットやピザ、

ケーキやプリンやアイスを

買ってくるからです。

 

食べたくない時でも、

のりちゃんの気持ちがうれしくて、

がんばって一口二口食べてみます。

少し食べると、

あっ、私、お腹空いていたんだ。

って感じで、食べられるのです。

 

なので、

一切体重は減っていません。

それどころか、

毎日していた

ポーちゃんとの散歩を

していないので、

当然増加しています。

 

これはまずい。

大変まずいことです。

せめてもの抵抗に

フィットボクシングを

再開しました。

 

目標マイナス六キロ。

 

ポーちゃん、見ててね。

 



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「くさ葉の陰から見ています。」

ポーちゃん、

天国でこんなに笑っているかな?

 

 

まぉさんの匂い

「おかんの部屋、

  まだまぉさんの臭いがするね。」

息子ののりちゃんが言いました。

「う、うん。そう?」

言葉をにごしてごまかしましたが

実は、私には秘密があります。

 

 

引く?引くよね?

自分でも、

猟奇的だなぁ、

と、思うもの。

 

 

実は、

 

 

実は、まぉさんのトイレを

まだ片付けていないのです。

引いた?引いたよね?

 

猫砂は最後にまぉさんが

かきかきして、

片方にこんもり山になっています。

触っていないので、

中にう○ちが入っているのか?

おし○こが固まっているのか?

わかりません。

 

でも、この砂を

最後に触ったのはまぉさんなのです。

この砂を片付けたら、

まぉさんの思い出が無くなってしまう

そんな気がして

片付けることが出来ないのです。

 

 

自分でも、

ちょっとヤバイな。

と、思います。

 


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「私の思い出がトイレだなんて、

  ひどいじゃない。」

 

ごめんね。

片付けるね。  

 

 

 

 

何を作りましょうか?

先日いただいた生地で、

「何を作りましょうか?

  スカートかエプロンなんて

  どうでしょう?」

と、聞くと、

「サマーウールだから

  チクチクするわよ。」

と、呉服屋の奥さん。

 

そうかー、着るものはダメかー。

でも、着物地だから、

良さそうなものだけどねー。

奥さんは、

いつも割烹着を着ていらっしゃるので、

割烹着を作るつもりでしたが、

あきらめました。

着物地は長いのですが、

巾が四十センチほどしかありません。

洋服を作るには

少しテクニックが必要です。

 

エプロンはすっぱりあきらめて、

昨日の写真の

エコバッグを作りました。

ネットで何気なく見たのが、

とてもかわいかったので、

作りたかったのです。

写真には分かりにくいですが、

三角の耳も付けたのです。

 

作ってみたけど、

う~ん、いまいち。

で、もうひとつ作ります。


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真ん中にまちを入れ、

巾もしっかり確保しました。

まちには刺し子で、

『七宝』という模様を入れました。

う~ん、満足♥️

 

生地のお礼に

呉服屋の奥さんに

差し上げました。

 

居たたまれない物

「これ、傷があるから売れないの。
 欲しかったらどうぞ。」

私が週一でパートに行っている
呉服屋さんの奥さんが
出してくれたのは、
ベージュの着物地。
誰も欲しいと言う人はなく、
仕立て部屋の隅に
置き去りになりました。

「欲しい、欲しい。」
と、その場で
はしゃぐように言えば
良かったのですが、
私は一番新米ですので、
遠慮で言えませんでした。

結局その生地は一ヶ月以上
そこに置きざりにされました。
私はそういうのが苦手です。
「あげるよ。」
という好意を
無視していることになるからです。
仕事に行く度に
奥さんの好意を
踏みにじっている証拠を
突き付けられているような気持ちになり
とても居こごちが悪いのです。

なので、先日言いました。
「奥さん、これ……」
「欲しかったらどうぞ。
売り物にはならないんだから。」


はぁ。
やっとこの気まずい物体が、
視線のなかから
消えました。



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頂いた生地で作った
コンビニエコバッグ

ルーたん

今朝、目が覚めたとき、

『ルーたん』

という言葉が

私の胸の中に浮かびました。

目覚ましの音の後の

ほんの一〜二分の間のことでした。

寝ているつもりはありませんでしたが、

夢を見ていたのでしょうか?

何も覚えていません。

ただ、胸の中に

『ルーたん』という言葉だけが、

キラキラと

流れ星が

飛び込んで来たように浮かんだのです。

 

 

これは、

いつか私のもとに

『ルーたん』という名前の誰かが

来てくれると言うことでしょうか?

 

 

ウーパールーパー

 飼うんじゃないの?」

と、息子ののりちゃんが言いました。

 

 

………ウーパールーパー………

ウーパールーパー

悪いわけじゃない。

よく見ると可愛いと思う。

でも、ウーパールーパー

フワフワじゃない。

ウーパールーパー

抱っこができない。

ウーパールーパー

呼んでも(きっと)お返事しない。

 

……ウーパールーパーならいらない……

 

 


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「それはウーパールーパーに対して失礼。」

すみません。

 

新型コロナウィルス死 ではないけれど

母の死因は

心不全ですので、

新型コロナウィルス死には

数えられてはいませんが、

間違いなく

新型コロナウィルスがなければ、

今も生きていたはずです。

 

半年ほど前

母は転んで大腿骨を骨折

入院をしました。

その病院はお見舞いは一切お断りでした。

入口も一ヶ所に限定して、

お見舞いも着替えもそこに預ける

システムでした。

それを聞いたときは、

そこまでしっかり管理して、

患者を守ってくれているんだなぁ。

と、安心しました。

寂しいだろうなぁと、

毎週手紙と

電話してねとテレフォンカード

暇つぶしになるような

折り紙等を差し入れていました。

 

けれども、最初は

一ヶ月の予定だった入院は、

予後が悪く三ヶ月に及びました。

そして退院した時には

母はすっかり変わってしまっていました。

 

表情は一切なく、

能面のような顔。

魚の腐ったような目。

なにを言っても

小さく首を振るか頷くだけ。

私は母が

鬱を患っているのではないかと思いました。

 

そして、痴呆の症状も出て、

体力は戻らず、

入退院を繰り返し、

とうとうこの世からの

旅立ちとなりました。

 

コロナさえなければ。

母はまだ生きていたはずです。

 

やりきれない思いです。




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母は開ききる前のバラが好きでした。