コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

これはズボンですか?

着衣障害という言葉をご存知でしょうか?
脳の中の、服を着るということを
司る場所に何らかの欠陥があって、
きちんと服を着ることが出来なくなる
という病気(症状)です。


私の父が、
硬膜下血腫が原因で その症状が出て、
ズボンに腕を入れて、
「頭が出ない。」
と言ったり、シャツをはいて、
ずり落ちるのを一生懸命に押さえていたりします。
笑っちゃいかんと思いつつ、
おちゃめに見えて笑ってしまいます。


が、同居して、
毎日世話をしている者にとっては、
笑い事ではすまされない問題です。


特に母は、どうしてもこの症状を
病気だと理解できなくて、
「お父さんが、気が狂った。」
と心配します。

日々の生活に加え、
父のフォローと 母のフォローを
してくれている、弟夫婦には
頭の下がる思いです。
感謝していますが、
足りないなぁと反省しています。


お父さん、それはズボンです。
かぶらずに履いてください。

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「お母さん、やっぱふざけてるでしょ。」
ふざけてないって。まじ、まじ。

赤髭先生

「『T整形外科』が、
今月一杯で、閉めるんだって。」

そんなうわさを聞いたのは、
半年ほど前の事でした。

そこは、おじいちゃん先生が、
たくさんの看護師さんを従えて、
一人でたくさんの患者さんを
診ている病院でした。
第一診察室、第二診察室、処置室、レントゲン室
すべて一人で、走り回って診察をしていました。

「私は今日、診てもらわなくても良いので、
その分、五分で良いので、休んでください。」
と、言ってあげたくなるほど
忙しそうでした。
(死にそうに痛かったので、
診てもらいましたが。)


あのときは、お世話になりました。
ゆっくり休んでください。
豪華客船で、世界一周位していただきたいなぁ。
(費用は負担してあげられませんが)
と、遠くの空から、感謝の念を送りました。


ところが今日、T先生の訃報を聞きました。
本当にギリギリまで、
治療にあたってらしたのだなぁと、
改めて、頭の下がる思いがしました。

そんな世のため、人のために働いた先生には、
きっと、天国で、特別の席が、
用意されていたことでしょう。
T先生のご冥福を祈ります。


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ポーちゃんのおへそ

昨日は、午後ずっと今にも降りそうなお天気でした。

夕方になると、遠くで雷の音もしてきました。

これは、少し早いけど、散歩に行っておいた方がいいですね。

というわけで、散歩に行きました。

ところが、
我が家の愛犬ウェルシュコーギーのポーちゃんは、
とってもビビリです。

「今日は、雷が鳴っているから、
もう帰った方が、良さそうです。」

とばかりにサッサと家に向って歩きます。
かなりの速足です。

家に着くと、いつもは庭に回るのですが、
玄関に立って
「開けて。」
と、私を振り返りました。


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「早く開けてくださーい。」
「ポーちゃん、今日は中で寝るの?」


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「お外では、雷様におへそを取られます」
ポーちゃんのおへそは、
避妊手術の時に
縫い目のなかに入っちゃったんだよねー。
だから、ずっと前から無いのよ。

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「えっ!! 知りませんでした………」

コーウイフルーツ

ひとつきほど前に、柴犬さんのブログで、
キウイのシールを芝さんに貼って
楽しんでいるのを見ました。


これはぜひうちのポーちゃんにも
やってもらわなければ……


そして、とうとうその日が来ました。


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最初、シールを貼ったのですが、
小さすぎて、面白くありません。
ので、大きいのにしました。
大満足です。


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読書の秋がやって来た

秋と言うには、まだ暑すぎますが、

オリラジ中田さんの YouTube大学で、
宮沢賢治銀河鉄道の夜』の
解説を見ました。
とても面白く、興味深い解説でした。


銀河鉄道の夜』を
私は小学生の時に読みました。

私はちいさいころから読書家で、
しかも早熟でしたので、
小学生のうちから、
いろんな難しい本を読んでいました。
児童文学全集を一巻から
全巻制覇という読み方をしたりもしました。
乱読も乱読、手当たり次第でした。


それについて、私が残念だなぁ。
と、思っていることがあります。

それは、私がその本のレベルに
達していないのに読んでしまったことによる、
「この本は、よくわからなかった。」
「つまらなかった。」
という、感想に終わる本もあったということです。
よくわからなかった。
で、もう少し大きくなってから、
読み直して、理解した本もありますが、

「この本は、つまらなかった。」
「この作者とは、フィーリングが合わない。」
と、思ってその後読まなくなってしまった名作が、
意識していないだけで、
かなりあるのではないかと思うと、
「もったいないなぁ。」
と思うのです。

その上、学校を卒業すると、
読む本も、どうしても娯楽に走りがちで、
文学とは、距離ができてしまいました。



そんな本の1冊が、この『銀河鉄道の夜』でした。
今回、楽しく解説を聞くことができて、
文学の面白さを思い出しました。


ああ、どうしよう!
1日は24時間しかないのです!
誰か、寝ないで済む薬を下さい。



あ、ASKAさん?………   ダメダメ!



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「お母さん、怖いわ。なに考えてるの?」

夜中の着信

朝起きると、
昨夜の3時に息子ののりちゃんからの
着信がありました。


今日から夜勤ののりちゃんは、
夜中に起きていたのでしょうが、
私は、ぐっすり寝ていたのでしょう、
着信には、気が付きませんでした。


しばらくして起きてきたのりちゃんに、
「昨日は何かあったの?」
「Gに閉じ込められた!」
と、言うのです。
なわきゃ無いやろ。


Gとは、ご存知、みなさんが嫌いなあの害虫です。
たとえどんなに大きくても虫は虫、
どうやって人間を監禁するのでしょうか?


我が家は、対面式キッチンになっていて、
流しや、コンロは、ダイニングの方を向いています。
そして、背面に食器棚や、冷蔵庫があります。
裏口はないので、
奥は、行き止まりになっています。


夜中に小腹の空いたのりちゃんは、
冷蔵庫を探索していました。
そして、ふと目を上げると、
Gがいたのだそうです。
退路をふさぐように。


「おかんにSOSしたのに、起きてくれなかった。」
「ゴ○○リ位、見たらすぐ殺してください。」
「ムリムリムリムリ! 
だから、おかんに電話したんやん。」


もー、男のクセになに?
ネズミ算式に増えるのが嫌なら、
みかけたGは、即刻退治する必要があるのに。
逃したら、3日後には、
10倍になっていると思わないといけないよ。
「ムリムリ!! 
だから早くバルサン買いに行こう。
まぉさんが怠けているからわるいんだよ。」

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「とんだ八つ当たりだわ。」

楽しい日本の歴史

今日はお休みだったので、
オリラジ中田さんのYouTube大学を
見ていました。

日本の歴史を楽しくわかりやすく
講義していました。

学生だった頃、
歴史や、地理の授業は、
教科書を読んで、
「はい、ここ大事です。
はい、ここ試験に出ます。」

暗記、暗記、暗記。

全然つまらないものでした。

私は読書が好きだったので
偉人伝に出てくる人で
ポイント、ポイントは
理解はしていても、
なかなか一貫性のある流れとしての
歴史を理解していなかったように思います。

中田さんの講義を楽しく聞く事が出来ました。
日本文学についても講義されています。
しばらくはまると思います。

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平安時代
ねこが大切に飼われていたって知ってた?」

我が家にホーロー鍋がない訳

私は、ホーローのお鍋が嫌いです。
ですから、
うちにはホーローのお鍋は1つもありません。
お鍋は悪くありません。
すべて私が悪いのです。


結婚をしたときには、3〜4個持って行ったので、
はじめは使っていました。厚みがあって
火の当たりが柔らかいので、
肉じゃがやシチューなど、
レパートリーの少い新米主婦の私をよく助けてくれました。


ところがある日、
私はいつものように料理をしていました。
長男ののりちゃんは1才。
料理をする私の足元に座って
おとなしく遊んでいました。


そののりちゃんの頭に
あの重いガラスの蓋を落としてしまったのです。


人は絶対絶命の危機の瞬間、
過去が走馬灯のように見え、
過去の経験から
回避策を探すそうです。

又、長嶋監督は、現役時代
ピッチャーの投げた球が
コマ送りで見えたそうです。


私にも、お鍋の蓋が
のりちゃんの頭めがけて落ちていくのが、
コマ送りで見えました。
「我が子を殺してしまった。」
そう思いました。


蓋がのりちゃんの開いた足の間に
落ちるまでには、
1〜2秒しか かからなかったはずですが、
私にはとても長く感じました。


びっくりして火が付いたように
泣き出したのりちゃんをあやしながら、
ホッとして、いっしょに泣きました。


のりちゃんのキッチンへの立入禁止と
みっち家の ホーロー鍋の追放が、
即日決定、実行されました。


30年も前の事ですが、
今も思い出すと、動悸がして、
大事な我が子を殺していたかもしれなかったと
胸が苦しくなります。


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手書きのパズル

数独というパズルを知っていますか?
大きな正方形を
縦3マス、横3マスの9マスに区切り、
その小さい正方形をもう一度
3マス3マスの9マスに区切り、
全部で81に区切ります。
そのマスの所々に、ヒントとして、
1から9までの数字が、入っています。

そのヒントをもとに、
縦も横も 9つの小さなマスも
1から9までの数字を
被らずに記入するパズルです。
始めに入っている数字で
難易度が変わります。



ところで、私の実父(87)は、
このパズルが大好きです。
けれども父は白内障で、
細かい字はもちろん
かなり大きい字も見えません。
市販の数独の本は見えないと言います。

そこで、コピー用紙の裏に
線を引いてあげています。

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本を拡大コピーすれば良いのですが、
父が、手書きを喜ぶので、
時々、こうして書いています。
「みっちゃん、又、お願い。」
と、言われると、また、せっせと書くのです。


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「お母さん、おじいちゃんには優しくね。」

連絡は具体的にお願いします

虫の知らせを感じたことがありますか?
虫の知らせとは、
良くないことが起きる予感のことです。

誰かが、亡くなったことを
連絡が来る前にわかった。
と、いうものが多いですが、

私の場合は、もっと、ちょっとしたことに
虫からのお知らせを感じることがあります。


ところが、胸騒ぎはするのですが、
何が起こるのかは、
さっぱりわかりません。

なので、結局
失敗して、落ち込むことになります。
と言うか、胸騒ぎを意識しすぎて、
かえって失敗を呼び寄せているのかも……


虫さん、虫さんお願いします。
もう少し強力な念波でお知らせいただけませんか?


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「私は虫なんて当てにしないわ。」