コギオヤ diary

折り返しの人生模索中

楽しかった事

私は、3年ほど前から、手芸のサークルに参加しています。

やることは、その時々で違うのですが、編み物をしたり、刺し子をしたり、いろんな事を少しずつやるのは、飽きっぽい私には、あっています。


ただ、手芸をするのは、20年ぶりの私は、道具がありません。どこかには、あるのです。


押し入れラビリンスの中に。


持っているのに買うのはもったいないので、一応探します。

でも、探しているものは、大抵見つかりません。

編み棒を探しているときには、刺繍わくが、パッチワーク道具を探しているときには、持っていることさえ忘れていた、ピンキングバサミが見つかるものなのです。

あの頃の私は、何のためにピンキンクバサミを買ったのでしょう。

クロバーの(値段も)しっかりした物です。

箱に入ったまま、ほとんど新品です。


そして、30年前のフェルトや、糸たち。

フェルトには、黄色く星がとび、絹糸はぽそぽそで使えません。

フェルトや、糸は、処分した訳ですが、
若かりしあの頃、これを使っていた頃の 可愛かった(はず)の自分を思い出しました。


結局、道具や材料はほとんど買うことになります。

買ってから、見つかるものもあり、くやしい思いをします。

井上陽水さんなら、この気持ちをわかってくれると思います。


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今回作ったウサギさんです。



で、何が言いたかったかと言うと、昨日、そのお仲間のお二人と、ご飯を食べに行って、とっても楽しかった。

と、いうことでした。

まおちゃんお腹のはげ

私の飼っている、サビ猫のまおちゃんは、避妊手術を無事に終えました。

同時に虫下しをしていただいたのですが、薬が少し強かったのか、2日ほど体調がとても悪そうでした。

が、昨日とは、うって変わって絶好調のまおちゃんです。


お腹には、3センチほどの傷に、小さなきれいな縫い目が並んでいます。

目が揃っていて、
《先生、裁縫お上手ですね。》

と、謎の上から目線。

回りの毛はきれいに剃られていて、人間の手術と同じなんだなぁと、変なところに感心しました。


その剃られて、ピンク色の地肌が、なんとも滑稽でかわいくて、ついつい見てしまいます。


次男のナッキにも 教えてあげました。

二人でニヤニヤしながら見ていると、

  
まおちゃん、めっちゃ怒っています。

顔がめっちゃ怒っています。

目が三角になっています。


「そんなに怒らなくてもいいでしょ。 かわいいんだから。」


まおちゃんは、自分が笑われているのがわかるみたいで、許せないのか、目を三角にしたまま、出ていってしまいました。


このプライドの高さは、ペルシャ猫もかなわない?


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虫下し

先日、うちのサビ猫まおちゃんは、避妊手術を受けたのですが、お腹に虫がいたので、

「虫下しの注射、しておきましたね。この薬も食べさせて下さいね。」


ところが、薬が強かったのか、お腹を下しています。嘔吐もしています。そのどちらにも、虫が。


さらに、怖いのは、


「こいつが、死んだら、食べちゃおう。」


と、からすがまおちゃんの後ろをついて歩くことです。


野良の子猫は、からすに襲われると聞きますが、こういう風に、弱った子猫を 追いかけまわして………


「うちの子に、てをかけたら許しませんよ。」

おいら、手はありません。そりゃそうだ。

まおちゃんを、家に入れ、ゲージに入れました。


けれども、まおちゃんは、


「トイレはどーしても、外でないとでないの!」


と、鳴くので、出したり、入れたり、出したり、入れたり。


ぐったり弱ったまおちゃんが かわいそうでずっとそばにいました。

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ポーカーフェイス

私が職場であるコンビニで レジをしていると、

「もう、一週間以上、まだらちゃんがいないんだわー。」

と、浮かない顔のお客様。


この方は、以前にも登場した、強面だけれど、ねこ好きな方です。


私は、まだらちゃんを連れて帰った事を誰にも言っていませんでした。

家に居着くか わかりませんでしたし、がっかりさせたくなかったからです。



私は、まだ内緒にするつもりでした。でも、

「えっ、」

と、言っただけなのに、ばれてしまいました。


「そうなの?そうなの。ありがとね。」

何でばれちゃったんだろう?

おかしいなぁ。いい歳をして、ポーカーフェイスもできないなんて、情けない。


そういえば、今から、二十年ほど前、専業主婦だった私が、コンビニに務めると決めた時、お世話になった恩人に

「みっちさんは、思ったことが、そのまま顔に出ますから、仕事中、イヤだなぁとか、面倒くさいなぁとか、絶対思ってはいけませんよ。」

と、言われました。

(いい大人が、そんなわけないでしょ。)

とは、思いましたが、言われたことは、常に心において、失敗や戸惑い等はありましたが、いつも全力で働いてきました。


が、    


ここへ来て、自分がぜんぜん成長していない事がわかり、ビックリしました。


確かに、回りに対して、マイナスの感情を持たない様に、努めて来ましたが、自分の感情を表に出さない練習は、おざなりだったかもしれません。

マイナスの感情を持たなければ、隠す必要もありませんからね。

いや、かなり我慢もしてきたつもりだったのですが、
全部顔に出ていたということですか………


私の人間修行は、まだまだ厳しいようです。


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《お母さん、私のこともブログに書いてね。》

根尾の薄墨桜

今日は、息子ののりちゃんと岐阜県の薄墨桜を 見に来ています。


根尾川沿いに一時間のドライブ。

右側は、先日の雨で山の木々が青々としていて、左側は、根尾川の清流がキラキラと、流れています。

山や街路にも桜が植えられていて、7~8分咲きといったところでしょうか。

期待がふくらみます。


目の前に観光バスが いい感じのスピードで先行してくれているので、

「運転も楽だったわ。」

と、のりちゃん。


こういうとき、バスをうっとうしく思ってイライラするか、楽だったと思うかで、ストレスはぜんぜん違います。

その気持ちは、助手席に座っている者に、ダイレクトに伝わります。

そして、その日のお出かけの、満足度に影響します。


のりちゃんの性格の良さには脱帽です。

いったい、誰に似たのでしょう。

せっかちな私に 似たのでない事は確かです。




これが薄墨桜です。

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まだ、5分咲きほどですが、
正面の太い幹をご覧ください。

樹齢1500年と言われています。


左側の奥の木は、(解りにくいですが、実は2本写っているのです。)子供か孫木です。

こちらは、満開1歩手前と、いったところです。午後には満開になるでしょう。

子供といっても、書いてはありませんが、きっと 100年~200年位はたっているのかも知れません。

この木を大切に思い、残そうとした、先人の先見の明に頭が下がります。

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薄墨桜の名の通り、ほとんど色の付いていないことで有名です。

本物は ほとんど白なのですが、写真に撮るとピンクがつよくてびっくり。

薄墨桜の女の執念を感じます。

まおちゃんのメンタル

まおちゃんは、思った通り女の子だったので、
避妊手術は一泊入院でした。


夕方迎えに行くと、看護婦さんに抱かれて、
思ったより元気そうで安心しました。


「お利口でしたよー。
 ご飯もちゃんと食べましたよー。
 お代わりの催促もしました。」



「普通は、知らないところへ来て、寂しくて
 ご飯ものどを通らないものではないのか?」


と、聞いても、


「だってまお、お腹すいたんだもん。
 病院のご飯、美味しかったよ。」


と、お澄ましがお。
そのメンタルの強さは見習いたいです。

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「頑張ったねー。痛かったねー。お家へ帰ろうね。」

感動しているのは私だけで、
まおちゃんはすずしい顔で、

「帰ってあげてもいいけど、
 ここの子になっても、ぜんぜん平気。」

と、いった感じでいます。

私は、思わず、

「ちがうだろー、このはげー。」(何て古い)

お母さんの胸に顔を埋めて、

「会いたかったよー。痛かったの。
早くお家に連れて帰って。」

と、言うのが正解ですよねぇ。



息子ののりちゃんは
会社の健康診断で血圧が高いと言われるのですが、
家で測ると正常範囲。
白衣を見ると、緊張して、
血圧が上がってしまうのです。

のりちゃんにも 
そのメンタル分けてあげて下さい。


やっぱりまおちゃんは《大物》です。

まおちゃん年齢詐称

名実共にうちの子になったサビ猫まおちゃんに、大切な義務があります。

それは、避妊手術です。


不幸な赤ちゃんを産まさない為に、どうしてもする必要があります。

洗濯ネットに入れるといいと書いてあったので、入れると、古かったせいか一瞬で爪で切り裂いて出てきてしまいました。

けれども、ここには、スペシャリストKさんは、いません。捕獲を頼れる人はいないのです。

予約もしてあるので、どうしても自分で確保する必要があります。

必死に捕まえて、キャリーに入れました。

まおちゃんは、怒っています。

何度も捕まえられて、捨てられたことを覚えているのでしょう。

ものすごい目でにらんできます。

声も出せない位、怒っています。

心が折れそうです。これは本人のためでもあると、自分とまおちゃんに言い聞かせて、病院へ向かいます。


病院へ連れて行くと、なんと、子猫だと思っていた、まおちゃんは、

「子猫じゃあありませんね。  乳歯が1本もないので、1才は、過ぎていますね。」

えっ、まおちゃんは、子猫じゃあなく、おばさんだったってこと?


えーーーっ
     だまされたわー。



体重 2.6キロと軽く、小さいので、てっきり子猫だと、思っていました。


なんと、したたかな《メギツネ》だったなんて。


ビックリ   


もしかしたら、ここに来るのを あんなにいやがっていたのは、自分の年齢詐称が、ばれるのを恐れていたからかも……… 


一瞬でも、同情した私がバカでした。


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《勝手に思い込んだんでしょ》

熱烈歓迎終了

我が家に引き取ったサビ猫のまだらちゃんは、まおまお鳴くので、《まおちゃん》と、名付けました。


我が家に居着いて、3日間、私が仕事から帰宅すると、

「にゃ~~~~っ」

と、5年ぶりに会ったかのような、歓迎で迎えてくれました。

(ちょっと大げさじゃない?)

と、思いつつ、うれしかったのですが、4日目、その熱烈歓迎は突如として、終わりを告げたのでした。



私は、まおちゃんを怒らせるような事は、何もしていません。


まおちゃんは、一体どうしてしまったのでしょうか?


「ただいまー。」

と、私が帰ったら、昨日までは、

「お帰り、お帰り!」

と、走り出てきたのに、今日は、しゃなりしゃなりと歩きながら、まおまお言っています。

「あ、お母さん帰って来たの?おっそーい。まお、お腹すいちゃった~。」

と、小悪魔のような、上目遣い。


この時私は、気付いたのでした。

まおちゃんに騙されたことを。

しかし、それは、まだ序章に過ぎなかったのです。


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春の明治村

昨日は春の明治村へ行って来ました。

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桜は、まだ3分~4分咲きといったところでしょうか。

それでも、ソメイヨシノではない桜は、きれいに満開しているものもありました。


垂れ桜がきれいでした。

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私と息子ののりちゃんが、楽しんでいる、明治時代に起きたかもしれない事件を解決する、探偵ゲームは、順調に2巻を解決。


スッゴク考えて、考えて、答を思い付いて、その建物に行くと、誰もいませんでした。


でも、ヒントを手に入れて、次を考えていると、何人かの人が次々と、ヒントを求めてやって来ました。


「こんな難しい問題、お母さんしか解けないかと思ったら、みんな解いているね。」
と、言ってのりちゃんに笑われました。


そりゃとーぜん。

君の名は

さて、名実共にうちの子になったまだらちゃん。


けれども、いつまでもまだらちゃんと呼んでいる訳にはいきません。


(お姑さん風に)

「コホン、
みっち家にふさわしい、由緒正しい名前になってもらいますよ。」


ねこの名前には、 どんなものがあるのでしょうか?
たま、みけ、とら、、、だめだ、ボキャブラリーが少なすぎる!

みー、にゃー、みゃお、

だめだ、ここでググってみる。



一位は 木編に花 なんて読むのだ?

二位は 千に陽  なんて読むのだ?


だめだ!ようやくググれるようになって、息子たちにほめられていたのに、何で漢字が読めないんだよー!

もういい。ネットには頼らない!


みお。  にゃー。  まお。どれがいいかな?


この子は、よく<まおまお>と鳴いているから、『まお』にしようかな?


『まおちゃん』もう、お腹を空かせることはないよ。


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